★Ben.E.King
R&Bの大御所ベン・E・キングが2015年4/30にお亡くなりになりました。
享年76歳。
合掌!
で、実は・・・驚いたんです・・・・。
何で驚いたかといいますと・・・・・、本当に失礼な話で申し訳ないのですが、実は訃報を聞いて最初に頭に浮かんだのが・・・・、「エッ! ご存命だったの!!」です・・・。
本当に・・・・本当に申し訳ないのですが・・・・。
だってね・・・・・・、彼がリード・ヴォーカルだったDriftersがデビューした時の僕は10歳だし、ヒット曲を連発していた時は12~3歳ごろだったんですね・・・。
ところで、ドリフターズって知ってます?
加藤茶、志村研じゃないよ~。
「ダンス・ウィズ・ミー」、「ラストダンスは私に」などの数々の大ヒットを持つUASの黒人グループがドリフターズ。
そのリードヴォーカルだったのがB.E.キング。
ドリフターズの大ヒット曲「ラストダンスは私に」は、日本では故・越路吹雪が歌ってたし、「UNDER THE BOARDWALK/邦題:渚のボードウォーク」がヒットしたときには、もうベン・E・キングはグループを脱退しソロになり「スタンド・バイ・ミー」をヒットさせていたんですからね・・・・・・。
「Drifters」に関して、若い方はご存じないでしょうから、若干の説明を・・・・。
「Drifters」は、1953年にクライド・マクファターを中心に結成され、1950年代後半から1960年代にかけて世界的な大ヒット曲を連発していたR&Bグループ。
・「THERE GOES MY BABY」は、USAで2位を記録。
・「TRUE LOVE TRUE LOVE」は5位。
・世界的に大ヒットした「「SAVE THE LAST DANCE WITH ME/邦題:ラストダンスは私に」は、この2枚目のシングル盤のB面だったんです。
この曲も当時2位を記録し、後にA面として再発売しされ1位に輝いています。
・「Danse With Me」は、1位。
・「UP ON THE ROOF」は5位。
・「ON BROADWAY」は、9位。
Driftersは、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第81位にランキングされ、1988年に「ロックの殿堂」入りを果たしています。
ベン・E・キングが、Driftersのリードシンガーとして加入したのが1958年。
「ダンス・ウィズ・ミー」、「ラストダンスは私に」などの数々の世界的な大ヒット曲を生んでいますが、1960年に脱退しソロ活動に転向。
1961年に発表された名曲「スタンド.バイ.ミー」は世界的な大ヒットになりました。
この曲はスタンダードナンバーとしてジョン・レノンをはじめ多くの歌手がカバーしているのはご存知ですよね。
この「スタンド・バイ・ミー」という曲は、「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」に於いて、122位にランクインしています。
1986年に映画「スタンド・バイ・ミー」の主題歌に起用されてリバイバルヒット。
この映画、観た方も多いと思いますが、原作は、あのホラー作家スティーヴン・キング。
1950年代末のオレゴン州の小さな町に住む4人の少年たちが好奇心から、線路づたいに“死体探し”の旅に出るという、ひと夏の冒険を描いた作品。
アカデミー脚色賞、ゴールデングローブ賞作品賞、監督賞にノミネートされたようです。
この映画も最高ですが、サントラ盤が最高なんです。
50~60年代初期のドゥー・ワップ、ロックンロール・ナンバーが満載。
バディ・ホリー、コーデッツ、コースターズ、ジェリー・リー・ルイス等々・・・・・。
全米アルバム・チャートで31位を記録しています。
彼は、「ベン・E・キング・スタンド・バイ・ミー財団」という慈善活動財団も設立し、慈善活動も積極的に行っていたようです。
改めて、合掌!!