●Beatles
ご来店くださる20代・30代の若い方には、Beatlesのサウンドがとても新鮮だとか・・・。
今更という気がしますが、一応ロックバーなのでBeatlesの所有アナログレコードをご紹介かたがた僕のBeatles体験を・・・。
確か中学2年の時だったと思いますが、ラジオの洋楽番組漬けになっている僕に、ある日次兄が「お前Beatlesって知ってるか?」と。
次兄がすぐに購入したのが、「Meet The Beatles 」。
針を落とすと「I Want Hold Your Hand/邦題:抱きしめたい」が・・・。
そのサウンドに、びっくり!
それ以来このアルバムを何度聞いたことか。
当時、お小遣いが少なくてね、レコードなんかほとんど買えない。
だから、この貴重なアルバムを死ぬほど聞きまくって、得意そうにBeatlesを語っていました。
でも、当時のご時世ではBeatles=不良少年。
Beatlesのレコードを持っているだけで、不良少年扱いされた時代。
Beatles出演の「エオ・サリバン ショウ」がTVで放映されると知った時は、父親に土下座して見せてもらったな~。
クラシック派の父は、「つまらん、しょうもない音楽だな」と一蹴。
こんな不良少年Beatlesが後年、音楽の教科書に載っていると聞いた時、耳を疑いましたよ。
1964年に封切された映画「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!/A Hard Day's Night」。
通っていた学校がキリスト教精神にのっとった学校のため、とにかくBeatlesを始めロックには厳しく、母親と一緒に横浜ピカデリで観ました。
映画なのにお客さんが画面に向かって「ポ~~~ル、ジョ~~~ン、ジョ~~~ジ・・・」と泣きさけんでいるのを見てビックリしたな~。
高校1年の時だったかな、学友でお金持ちのM君もBeatlesが好きと聞き、彼の自宅に遊びに行ったことがあります。
お金持ちのM坊ちゃんも当時”不良少年”だった!(チョット安心)。
でも、彼のレコードを見て大ショック!
あの時のショックは、今でも忘れません。
ショックその①:M君は、これまで発売されたBeatlesのアルバムをすべて持っていた。
ショックその②:Beatlesの1stアルバムだと思い込んでいた「Meet The Beatles 」が、アメリカ盤のデザインを転用し、一部を変更し曲順も日本独自の日本編成盤だった。
打ちのめされたな~・・・・。
それ以来、頑張って購入したのは言うまでもないことですが・・・。
活動期間内に母国イギリスで12作のオリジナル・アルバムを発売し、その内11作が全英アルバムチャートで週間第1位を獲得。
1stアルバム「Please Please Me」は、連続30週第1位。
シングル盤は22作発売し、その内17作が第1位を獲得。
ギネス・ワールド・レコーズに最も成功したグループアーティストと認定。
音楽誌「ローリング・ストーン」による「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第1位にランク。
1965年10月26日に女王エリザベス2世からMBE勲章を授与。
1988年にロックの殿堂入り。
解散後の個々人の活躍は、後日ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの欄でね・・・。
●「Meet The Beatles」
僕が初めて聞いたBeatles。
●1963年3月22日プリーズ・プリーズ・ミー Please Please Me 1・30
1963年11月22日ウィズ・ザ・ビートルズ With The Beatles ・1/21
1964年7月10日ハード・デイズ・ナイト A Hard Day's Night /1/21
1964年12月4日ビートルズ・フォー・セール Beatles For Sale /1/11
1965年8月6日ヘルプ! Help! /1/9
1965年12月3日ラバー・ソウル Rubber Soul /1/8
1966年8月5日リボルバー Revolver /1/7
1967年6月1日サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band /1/27
1968年11月22日ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム) The Beatles/1/8
1969年1月13日イエロー・サブマリン Yellow Submarine /3/0
1969年9月26日アビイ・ロード Abbey Road /1/17
1970年5月8日レット・イット・ビー Let It Be /1/3
ビートルズ No.2! - The Beatles' Second Album(1964年)日本でのセカンドアルバム。詳細は前項に同じ。
ビートルズ '65 - Beatles For Sale(1964年)曲順もジャケットの仕様も英国オリジナルと同じになったが、「Beatles For Sale」という文字のデザインのみが異なる。さらに、アルバムの邦題は別内容のアメリカ編集盤と重複している。
ザ・ビートルズ1962年〜1966年 - The Beatles (1962-1966)(2枚組)(アナログ盤リリースは1973年、CD化1993年)
通称「赤盤」。
ザ・ビートルズ1967年〜1970年 - The Beatles (1967-1970)(2枚組)(アナログ盤リリースは1973年、CD化1993年)
通称「青盤」。CD化に際して「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」の観客の歓声のSE(効果音)が除去された。
上記の2作は、当時海賊盤レコード対策として発売された。選曲はジョージ・ハリスンによるもの。
ロックン・ロール・ミュージック - Rock 'n' Roll Music(2枚組)(アナログ盤リリース1976年、未CD化)
ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル(旧邦題ザ・ビートルズ・スーパー・ライヴ!) - The Beatles at the Hollywood Bowl(アナログ盤リリースは1977年、CD化2016年)
1964年と1965年にロサンゼルスのハリウッド・ボウルで行われたライブ演奏を収録したアルバム。観客の悲鳴によって音質が悪かったが、ジョージ・マーティンがリミックスを行った結果、発表できることとなった。
長年CD化されていなかったが、2016年9月9日にアナログ盤未収録音源4曲の追加と邦題・ジャケット写真の一新、ジャイルズ・マーティンによる再リミックスを経て初CD化された。