≪CAMBELTOWN MALT(キャンベルタウン・モルト)≫
●「スプリンクバンク10年」/塩系
大西洋に突き出たキンタイア半島の先端の小さな港町にあるキャンベルタウン蒸留所の創業は、1828年。
同蒸留所では、キャンベルタウンの伝統を守り続け、製麦からボトリングまでのすべてを敷地内で行えるスコットランド唯一の蒸留所。
そこから生まれるスプリングバンクは、「モルトの香水」と呼ばれる程、柑橘系の香り高く芳醇。
「スプリングバンク10年」は、シングルモルトの中で一番塩辛いといわれていますが、それは港町に位置する蒸溜所という独特の熟成環境から「塩辛い(Briny)」味わいを帯びるからです。
その塩味が甘さと深みのあるコクにマッチし、フルーティかつスパイシーな甘くかぐわしい香りに変化。
女性やシングルモルト初心者に最適です!!
余談:スプリングバンク蒸留所は、個人向けに一樽ごと」販売しているそうです。
一樽のお値段は知りませんが、結婚し子供の誕生祝に一樽購入し、20 数年寝かせて子供の結婚式に配るという夢を叶えてくれる蒸留所だそうです。
「ロングロウ ピーテッド10年」/個性派・スモーキー
「ロングロウ」は、キャンベルタウンのスプリングバンク蒸溜所で製造される2ndラベルのシングルモルト。
ピートのみで48時間乾燥させたフェノール値50-55ppmの麦芽(ラフロイグ同様)を使用し、2回蒸溜でつくられるヘビーでオイリーなシングルモルトウイスキーです。
様々な年数やカスクタイプをヴァッティングさせる等、手間ひまをかけて造られるため、ウイスキー専門家の間では「最高に贅沢なシングルモルト」と非常に評価が高い。
「海からのぼる霧」がシンボルのキャンベルタウンらしい「塩辛い味わい」とロングロウ独特の「ピーティーさ(ピートを焚き込んだ香り」のバランスがとても良く、飲み応えのある通好みのモルトウィスキー。
ピーティーでスモーキーな「ロングロウ」を是非ご賞味ください。