2023年
1月
31日
火
このポスターに気付いた方も気付かなかった方も是非このドキュメンタリー映画を見ていただきたいです。
現在ではBeatlesの曲が学校の音楽の教科書に載っていると聞いてます。
この話を聞いた時にはビックリしました。
と言うのも、Beatles来日時、日本では「Beatlesの音楽~ロックは不良の音楽」だったんです。
当時の状況をお話しすると、若い方は「信じられな~~い!」と。
だからこの映画を是非見てもらいたいのです。
この映画のチラシによるとBeatlesは・・・・
●世界で最もアルバムが売れたアーティスト:10億枚
●米国で最もアルバムが売れたアーティスト:1億8300万枚
●世界一多くカバー録音されたアーティスト:4136回以上
●Rolling Stone誌が選ぶ歴史上最も偉大なアーティスト:第1位
●Wall Street Journal誌が選ぶ史上最も人気のあるバンド:第1位
●1964年『Billboard』誌で全米シングルチャート1~5位を独占
●グラミー賞8回受賞、24回ノミネート
間違いなく世界一有名なバンドですよね。
今回の作品は、Beatlesの「すごさ」を伝えるのではなく、Beatlesのすごさに魅了された「日本人の情熱」を見て頂きたいドキュメント映画だそうです。
当時の日本では、洋楽ロックを「聴くと不良になる」し「騒音だ」と言うことで、Beatlesの来日に猛烈な反対運動が起きました。
警視庁は延べ3万人以上を動員し、彼らが降り立つ空港も、通る道路も全てを封鎖。
教育委員会も各学校へ「ライブへ行くべからず」と禁止令を出しました。
今では考えられない厳重な警備の中、1966年、日本音楽史に残る「ザ・ビートルズ日本武道館公演」は行われたのです。
当時の日本の状況を踏まえ、このBeatles来日公演がどのように実現したか等、その舞台裏を総勢50名以上のアーティストや著名人のインタビューを交えながら当時の模様を知ることが出来る貴重なドキュメンタリー映画だと思います。
当時高校1年の僕も行きたくてネ、いろいろと頑張りましたが・・・・・行くこと叶わず。
当店をオープンしてから14年ですが、この間でBeatles日本公演に行かれたというお客様はお一人だけ・・・・。
高校1年生が行けるわけないよね・・・。
映画は、2023年1月27日(金)より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開だそうです。
Beatles好き、Rock好きの方は、是非見に行きましょう!
2023年
1月
29日
日
● CSN~CSN&Y/Crosby, Stills, Nash & Young
元Byrdsのデヴィッド・クロスビー、元Buffalo Springfieldのスティーヴン・スティルス、Holliesのグラハム・ナッシュの3人が結成したフォークロック界のスーパーグループ。
翌年、元Buffalo Springfieldのニール・ヤングが加入し、CSNからCSN&Yとなりウッドストック・フェスティバル(同年8月)への参加。
翌1970年のアルバム「Déjà Vu/邦題:デジャ・ヴ」の爆発的ヒットなどにより、商業的にも知名度の点でも、CSN&Yは頂点を極めた。
1971年4月に発売されたライブ・アルバム『4ウェイ・ストリート』と1974年のベスト・アルバム『ソー・ファー - 華麗なる栄光の道』も全米アルバム・チャートの1位を記録。
デヴィッド・クロスビー David Crosby (元バーズ)
スティーヴン・スティルス Stephen Stills (元バッファロー・スプリングフィールド)
グラハム・ナッシュ Graham Nash (元ザ・ホリーズ)
ニール・ヤング Neil Young (元バッファロー・スプリングフィールド)
Buffalo Springfield Hollies
・1969年発表の「CSN/邦題:クロスビー、スティルス&ナッシュ」
ビルボードのアルバムチャートで6位を記録。
ローリング・ストーン誌が選んだ「歴代最高のアルバム500選」で161位に選出。
シングルカットされた「組曲: 青い眼のジュディ/原題: Suite: Judy Blue Eyes」は、ビルボード・Hot 100で2週連続21位、カナダRPMで11位、キャッシュボックス Top 100で15位を記録。
ローリング・ストーンの選ぶ「オールタイム・グレイテスト・ソング500(2021年版)」で222位にランク。
ウッドストック・フェスティバルで行った演奏の映像は『ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間』(1970年3月公開)に収められ、映画のハイライトの一つとなった。
●CSN&Y
1970年に発表され1stアルバム。
ビルボード200チャートの1位、イギリスで5位を記録。
ローリング・ストーン誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」(2012年版)において147位にランクイン。
シングルカットされた「Teach Your Children」は、映画「小さな恋のメロディ」の挿入歌にもなり、Billboard Hot 100で16位に。
「Helpless」は、同年6月15日公開の映画『いちご白書』の挿入歌として使われた。
ジョニ・ミッチェルが作詞作曲したウッドストック・フェスティバルについての楽曲「Woodstock」は、ビルボード・Hot 100において2週連続で11位を記録。
「Our House」は、Billboard Hot 100で2週連続30位を記録。
・「4 Way Street /4ウェイ・ストリート」(1971) (LIVE)
1971年に発表した2枚組のLIVEアルバム。ビルボード200チャートの1位を記録。
2023年
1月
29日
日
Jeff Beckに続いてDavid Crosbyが(2023年)1月18日に亡くなりました。
僕らの年齢を考えると「死」は当然かもしれないけれど、やはり悲しいし寂しい・・・・。
享年81歳。
合掌!
若い方はあまり知らないと思いますが、David Crosbyは凄い人なのです。
60年代70年代のアメリカのミュージックシーンで彼を抜きには語ることが出来ないアメリカを代表するアーチスト。
60年初頭、イギリスからBeatlesを筆頭にリバプールサウンドが入ってきて、日本の洋楽シーンはイギリス1色に。
この時にアメリカで頑張っていたのが、Ronettes、Little EvaやMotown soundのSupremes、Stevie Wonder等の黒人歌手や白人ではFour Seasons、Beach Boys、Byrds等。
余談ですが、この60年代の洋楽(Pops & Rock)シーンは最高‼
是非、聴いてくださいね!
中でも、Byrdsの「Mr. Tambourine Man」や次の「Turn! Turn! Turn!」が最高にかっこよくってね・・・。
この時点ではDavid CrosbyがByrdsの一員であること以外は知りません。
彼を本当に知ったのは、1969年8月のWoodstockと1971年封切りのイギリス映画「小さな恋のメロディ」の挿入歌で。
皆さんもご存知のようにWoodstockは、約40万人の観客を集めた1960年代アメリカのカウンターカルチャーを象徴する歴史的なイベント。
実施された3日間の観客動員が約40万人。
LIVE中に出産もあった等々の情報を聞いた時には、日本では考えられないことなので相当ショックを受けました。
このレコードも有りますよ!
この一大イベントとアルバム「DéjàVu/邦題:デジャ・ヴ」の爆発的ヒットでDavid CrosbyのCSN&Yが商業的にも知名度の点でも、CSN&Yは頂点を極めます。
映画「小さな恋のメロディ」の音楽は大好きなBee Geesが担当していたので見に行きました。
主演のマーク・レスター、トレイシー・ハイドが可愛くってね・・・。
で、映画の最後の場面、二人でトロッコに乗って逃げるシーンで流れたのがCSN&Yの「Teach Your Children」。
とても良い曲です。
と、言うことでDavid Crosbyは、1991年にザ・バーズで1997年にはクロスビー、スティルス&ナッシュで2度ロックの殿堂入りを果たしました。
「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第99位に選出。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第45位。
《David Crosbyが聞ける当店所有のアナログレコード紹介》
・1965年発表1stアルバム
「Mr. Tambourine Man」
アルバムは、ビルボード・トップLPチャートで6位、英国では7位を記録。
シングルカットされた「Mr. Tambourine Man」は、ビルボード・ホット100とUKシングル・チャートでNo.1に輝きました。
2枚目のシングル「All I Really Want to Do」もディランのカバーであり、イギリスでトップ10入り。
・1965年発表の2ndアルバム「Turn! Turn! Turn!」
前作同様、リッケンバッカーの12弦ギターを多用したフォークロックスタイルを継続。
1stシングルの「Turn! Turn! Turn!」は、ピート・シーガーの曲ですが、ビルボード・ホット100チャートで1位を獲得。
アルバムには、ボブ・ディランのカバー曲「The Times They Are a-Changin'」と当時の未発表曲「Lay Down Your Weary Tune」が含まれている。
アルバムは、ビルボード・トップLPチャートで17位、イギリスでは11位を記録。
・1966年発表の3rdアルバム
「Fifth Dimension」
評論家連中からサイケデリック・ロックの実験的なアルバムとみなされている。
アルバムは、ビルボード・トップLPチャートで24位、UKアルバム・チャートで27位を記録。
・1968年発表の5thアルバム「The Notorious Byrd Brothers/邦題:名うてのバード兄弟」
発表当時は商業的に伸びませんでしたが、現在ではバーズの最高のアルバムの1つであり、サイケデリア、フォークロック、カントリー、エレクトロニック・ミュージック、バロック・ポップ、ジャズ等など、あらゆる音楽要素を融合させた最も実験的で進歩的なアルバムでバーズの60年代後半の頂点となるアルバムと言われています。
ビルボード・トップLPチャートで47位、 UKアルバム・チャートで12位を記録。
2023年
1月
16日
月
好きな洋楽で青春の1ページを彩ってくれたJeff Beck。
ヤードバーズで知り、ジェフ・ベック・グループ、B・B・Aを経、そしてソロでの彼の音楽性、時代時代のJeff Beckの音楽性は、本当に最高でした。
グラミー賞受賞8回。
1985年に「エスケープ」で最優秀ロック・インストゥルメンタル賞を受賞したのを皮切りに、その後5回にわたって同部門で受賞。
当然今後もレコードをかけ続けますが・・・・、寂しい・・・。
レコードを通してしかJeff Beckを知りませんが、おおくの超有名アーチストの追悼名をみると、Jeff Beckの人柄・音楽性がいかに多くの方に愛されていたかわかります。
ロッド・スチュワート、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、ロン・ウッド、ミック・ジャガー、デイヴィッド・カヴァデール、スティーヴ・ハケット、デヴィッド・ギルモア、ビリー・ジョエル等々、錚々たるメンバーが追悼しています。
しかし亡くなったのが1月10日とは・・・。
デビット・ボーイが亡くなった日と年を今でも鮮明に覚えています。
この年は、David Bowieから始まり、
イーグルスのGlenn Frey(享年67歳)、
アースのMaurice White(享年74歳)、
ビートルズ・エルトンジョン・ベック等の大プロデューサーであるGeorge Martin(享年90歳)、
ELPのKeith Emerson(享年71歳)、Prince(享年57歳)、
Leon Russell(享年74歳)、
そして「ラスト・クリスマス」のワムGeorge Michael(享年53歳)が亡くなり、本当にショックな1年でした。
今年もそうならなければ良いなと願っています。
《当店で聞けるJeff Beckのアナログレコード紹介》
●ジェフ・ベック・グループ
「Truth」 (1968年)
「Beck-Ola」(1969年)
「Jeff Beck Group」 (1972年)
●BBA時代
「Beck, Bogert & Appice」 (1973年)
「Beck Bogert & Appice Live」 (1973年)
●ソロ時代
「Blow by Blow」 (1975年)
「Wired」 (1976年)