2021年
9月
27日
月
●「アマハガン・ワールドモルト・エディションNo.1/AMAHAGAN World Malt Edition No.1」
2016年の蒸留開始から2年。
将来のシングルモルトのリリースに向けウイスキー造りにとって最も重要な工程である「ブレンド」に焦点を当て、生み出されたブレンデッドモルト・シリーズが「AMAHAGAN」。
海外のモルトウイスキーをベースに長濱蒸溜所のモルトを絶妙にブレンド。
モルティな風味を最大限に生かせるようアルコール度数47度という高めでボトリング。
長濱モルト由来の円みのある麦芽の香り、オレンジチョコレートを連想させるフルーティさと深みが複雑に絡み合い、全体をバニラの甘い香りが包み込みます。
コクのある同酒を口に含むと、鼻に抜ける華やかな余韻が楽しめます。
●「アマハガン・ワールドモルト・エディションNo.2/AMAHAGAN World Malt Edition No.2」
「アマハガン・ワールドモルト・エディションNo.1」をベースに赤ワインの個性を活かし後熟にチャレンジしてできたブレンデッドモルト「AMAHAGAN「アマハガン・ワールドモルト・エディションNo.2」。
外観は赤みがかった艶やかなレンガ色。
レーズンやベリーといった赤ワイン由来の風味、長濱独特のモルティさが絶妙に調和。
口に含むと、独特の穀物の甘味が全体に広がり、ほどよい渋味が全体を引き締めます。
アフターに爽やかなオレンジピールが・・・。
ワインの香りとモルトの甘み、その深みある味わいをお楽しみください。
●「アマハガン・ワールドモルト・エディションNo.3/AMAHAGAN World Malt Edition No.3」
「Edition No.1」をベースに、日本原産で通称「ジャパニーズオーク」と呼ばれるミズナラ樽で熟成。
オリエンタルな個性を活かして後熟にチャレンジしてできたブレンデッドモルトが「No.3」。
外観は淡い琥珀色。
長濱モルトらしい甘い麦芽の香り、オレンジや赤りんごなど暖かみあるフルーティな香りが混じりあい、とても芳醇な香りに。
時間が経過するにつれ、ミズナラに由来する香木がさらに引きたち、最後は甘いキャラメルのようなウッディネスを感じます。
口に含めばオレンジの焼き菓子や、香ばしい黒糖の風味。
甘味の後には、ビターなチョコレートを口の中でゆっくり溶かしているような豊かな余韻が残ります。
オリエンタル香のビターモルトをお楽しみください。
●「アマハガン・ワールドモルト・エディション山桜」
海外のモルトウイスキーをベースに長濱蒸溜所のモルトを絶妙にブレンドした「Edition No.1」をベースに、日本原産「山桜」にて後熟。
外観は赤みがかった琥珀色。
長濱モルトの特長であるモルティーな甘さやアマハガンシリーズ特有の穏やかなオレンジピールや黒蜜等のような華やかで上品な甘さが広がります。
桜餅や梅を連想させる「和」のフレーバー、山桜由来の品のある甘く優しい麗らかな香り。
「和」を纏った香木を思わせる心地よい芳香と優しい余韻が特徴です。
2021年
9月
27日
月
日本のウイスキーは本当に美味しくなりましたよね。
学生の頃、洋酒(スコッチ・バーボン)はとても高価で贅沢品の1つでした。
今では信じられないでしょうが、ジャックダニエルが大学当時(1970年前後)1万円(当時1ドル=360円)したんですよ。
だから4年生の時に旅行したアメリカ土産として免税店で一番安いバーボン/ジャックダニエルを3本買ってきたのを覚えていますています。
当時社会人になったら高級なウイスキーをボトルキープする、銀座のバーでウイスキー特に「オールド」をボトルキープすることがステイタスだったんですから・・・・。
時代は変わって、いつの間にか「ジャック」も「オールド」も2~3千円ぐらいで買える時代に・・・。
でも、その分、他の美味しいウイスキーも簡単に入手できるようになりましたネ。
しかし、日本のウイスキーは本当に美味しくなったと思います。
サントリー「山崎」、「響」、「白州」シリーズやニッカ「竹鶴」シリーズ、「カフェモルト」等々・・・、海外でも評判良く嬉しい限りです。
でも残念なことに・・・、ほとんどの・ジャパニーズ・ウイスキーが入手困難になってしまいました。
国税庁が発表した2020年の日本産酒類の輸出金額は710億円とか。
世界中で新型コロナウイルスが大流行しているにもかかわらず、前年を7.5%上回り過去最高を更新したそうです。
特に2010年以降、ジャパニーズ・ウイスキーの輸出金額が年々増加。
2010年は17億円、2015年には100億円を超え、2020年には271億円となり、約10年で16倍に。
この結果、2020年輸出金額の構成比でウイスキーは約4割を占め、清酒を上回り酒類別で初の第1位を記録したそうです。
ジャパニーズ・ウイスキーの輸出が増えたということは、、ジャパニーズ・ウイスキーの品質の高さが世界で認められたからでしょうね。
2000年頃からジャパニーズ・ウイスキーが国際的なウイスキー・コンテストで上位入賞となり、数々のアワードを獲得し始めました。
サントリーの「山崎」「響」「白州」シリーズ、ニッカの「竹鶴」シリーズ、ベンチャーウイスキーの「イチローズ・モルト」シリーズ等々・・・・。
日本発のウイスキーが「本当に美味いウイスキーであり、5大ウイスキーの1つである」と世界に認められたのは嬉しい限りです。
長濱蒸留所のウイスキーも2020に世界的なウイスキーのコンペティション「ワールド ウイスキー アワード」において、ジャパニーズ ブレンデッドモルト ノンエイジ部門の最高賞(カテゴリーウィナー)を受賞‼
世界で認められるのは嬉しいのですが、賞をとると益々入手困難になりますよね!
中にはかなり高騰し、入手すらできません・・・・・。
日本人が造ったジャパニーズ・ウイスキーを日本人の僕らが飲めないなんて・・・・。
悲しすぎます・・・・。
で、現在休業中ですが、比較的入手しやすい「アマハガン」シリーズ4本を入手しました。
営業再開の目玉にしたいと思っています。
次回ご紹介しますね!!
2021年
9月
06日
月
僕らの年齢ではもう珍しくないけど、青春時代に好きだったバンドのメンバーが亡くなるとやはり寂しいですね。
Rolling Stonesのチャーリー・ワッツ(Charlie Watts)が8月24日に逝去。
2004年6月に喉頭癌と診察され療養中だったそうです。
享年80歳。
ありがとうございました。
合掌‼
ラジオから流れてくる洋楽(主にアメリカン・ポップス)~Four Seasons、Beach Boys、Supremes等々・・・に心踊らせていた中学時代。
毎週聞いたいたラジオのBest10番組の新譜紹介で流れてきたのがBeatles。
「何だ!Beatlesって・・・!凄いアメリカン・ポップスと全く違う」と強烈な衝撃を受け、リバプール・サウンドを知りました。
Beatlesの次に日本に入ってきたのがRolling Stones。
以来Beatles、Rolling Stonesを始め次から次に入ってくるリバプールサウンドを追っかけ・・・、気が付いたら・・・この年・・・。
ビックリ‼
僕の記憶ではストーンズ日本最初の曲は「Tell Me」で、次に「Satisfaction」だったと思います。
以来Charlie Wattsは、これまでの数えきれないほどの名曲でドラムを担当。
また、Charlie Wattsはジャズをこよなく愛し、ジャズの影響を受けた独特のドラミングでStonesの音造りに貢献してきました。
自ら率いるジャズ・バンドでも活動しアルバムも発表しています。
Charlie Wattsは、「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」で第12位。
また、「LA Weekly誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」でも第3位になっています。
本当にお疲れ様でした。
改めて、合掌!
気が付いたらRolling Stonesのアルバム(Best盤含む)が28枚もありました。
お店が再開したらCharlie Wattsを偲ぶ会をやりたいですね。
※ストーンズのアルバムは「所有アルバム・レコード紹介」をご参照ください。