2015年
11月
30日
月
大好きな水木しげる先生が、本日(11/30)多臓器不全で死去。
享年93歳。
水木先生ご自身の戦争体験に基づいた多くの作品を通して、子供達に戦争反対・戦争の惨悲さを伝えた姿、自由にのんびりと生きる事を大切にする姿が大好きでした。
心よりご冥福をお祈り申しあげます。
お疲れ様でした。
合掌!!
また、ゆっくりと水木先生について書きたいと思います。
戦争体験に基づいた名作の数々~「総員玉砕せよ!」「コミック昭和史」「水木しげるのラバウル戦記」など。
2015年
11月
30日
月
今月の中旬、突然手の指先が攣(つ)ってね・・・。
それも左右交互に・・・。
以来その症状が頻繁に続いたので、「スワッ! 何か病気の前兆か?」と心配になり病院へ・・・。
血液検査等の結果、医師曰く「カリウムの数値が非常に高く、結果塩分不足によると考えられます」との事。
「エッ! 塩分不足!・・・・・、この僕が・・・・」とビックリ。
そういえば、過去の健康診断でもカリウムの数値が高いと指摘されたことがあったな~。
本当に塩が大好きなんです。
味の濃い料理は大好きだし、サラミに塩をかけて食べるし、昆布類は大好きだし、サラダも塩が基本だし、オムスビも食べる時、さらに塩をかけるし・・・・。
50歳過ぎの健康権診断では毎回「野菜を多くとってくださいね」と、よく言われました。
でも、サラダは大好きなので野菜摂取は大目のはずなんだがな~。
カリウムは、神経伝達で重要な役割を果たす必須元素だそうですが、水に溶けやすく尿と一緒に排泄されてしまうとか・・・。
その時に、体内の余分な塩分を流してしまうのでこれまでの塩分異常摂取に対しても、何の問題も無かったんですね・・・。
野菜は摂取しなければいけないし、体内カリウムは大目だし・・・・。
ということで、温野菜にしてくださいとのこと。
「オッ、大好物の鍋物ならOKか!」と思ったら、野菜汁には溶けたカリウムが入っているので、絶対に飲まないように!
診断結果以来、手が攣るのが怖いので、朝昼晩煮て絞った歯ごたえに無い温野菜をポン酢のみで食しています、トホホ・・・・。
野菜は絶対に必要ですが、安易に生野菜神話を信じてはいけませんよ!!
特に体内のカリウム数値の高い人は・・・・ネッ!
2015年
11月
29日
日
同本は、2015年4月に自費で電子書籍化するや否や、amazonノンフィクション部門で2位を獲得。
内容は、ブラック家庭出身で「学歴さえあれば変われる」と思った男が早稲田卒業後、テレビ番組制作、風俗スカウト、風俗店長、AV女優マネージャーなど9年間で14職種を経験。
激務に疲れ切った体を覚醒させるためにクスリの常用者になった“バカ”な男が、幸せになるまでの道程を描いたノンフィクションです。
アッ・ハッ・ハッハッ・・・、思わず買ってしまった本です。
何時も自分の頭の中にある言葉が本のタイトルになって、実際に本屋さんに並んでいたんですから・・・・、本当はビックリしたんですが・・・。
イヤ~、実に面白い。
面白かったんですが・・・・、身につまされるノンフィクション本でした。
同じ大学で親しくお付き合いさせていただいている方々の動向以外考えたこと無かったけど・・・・。
実際に居るんですね~・・・。
彼のように卒業後、このような凄まじい人生を送った人が・・・・。
彼のように「学歴さえあれば・・・」、「高学歴なら、よい仕事に就いて、高収入を得て、ある程度の物欲が満たされ、満たされれば心が安定し、精神的にも楽になり・・・・・」と考えている人がいっぱいいました。
余談ですが、僕らの時代同様、彼の時代も女性の主流層が男に求めた条件が「三高」。
「三高」とは、「高学歴(高卒ではなく大卒または院卒)」、「高収入」、「高身長」のこと。
この「三高」は、時代とともに「三平」に、そして「四低」と変わるらしいですね・・・。
「三平」と言うのは、「平穏、平均的な年収、平凡な容姿」の男とか・・・・。
「四低」は、低姿勢、低依存、低リスク、低燃費」だそうで、低姿勢は「女性に威張らない」、低依存は「家事を女性に頼らない」、低リスクは「リストラされない」、低燃費は「節約できる」男とか・・・。
でも、現代社会の若い女性たちの間では、やはり「3高」の条件が未だ根強い傾向にあるそうだけどね・・・・。
ウンッ?・・・・この「四低」を求める女性は、残念だね~。
このような男は、彼女が居なくっても、一人で生きていけると思うから結婚しないと思うのですが・・・。
僕ら団塊世代も同じで、「良い大学に入れば良い友達ができ、良い会社に入れば高収入が得られ・・・・幸せに・・・・」、と言うのが一般的でした。
団塊世代の早稲田大学総学生数は、約8万人、日本大学は約10万人(以上と言う説もあり)という超マンモス大学でした。
2校だけで18万人以上の学生がいたんですよ!
この数、凄いですよね。
この全ての学生が順風万帆の人生で、幸せに定年退職を迎え・・・・、な~んてネ、現実はそう甘くは無いよね。
何らかのきっかけで躓き、立ち直れず奈落の底に落ち、悔いても這い上がれない人生を送っている人もいるはず。
僕自身も定年退職するまで何度躓きましたかね~・・・・。
定年退職した今でも、日に何度か躓いているけどね・・・・、年とともに足腰が弱くなって・・・。
どんなに良い大学出て良い会社に就職しても必ずはみ出した人間がいるのは事実。
協調性が無く群れる事が嫌い、上手く人間関係が構築できない、上司や組織に対して批判的になってしまう、訳の分からない言動が多い困ったチャン、どうしても周囲から浮いてしまう・・・・、こういう人は、大体孤立無援になりがち・・・・。
しか~し、大丈夫ですよ!
人間、自分のポジショニングさえ理解していれば、この現実をしっかり生きていけますから!
人間生きている限り、自分の人生経験から自分自身を変え、自分なりの幸福な人生を全うできる人間になりますからね。
若い頃は、「死ぬまで人生長いな~」と思っていたけど・・・・、アッという間に60歳・70歳になってしまいますからね・・・。
アッという間です・・・!
で、同本に戻るけど、彼の強さは「風俗スカウト」時代に何時も「人と同じ事をやってたら負けてしまう」という考えを持っていたこと。
この考えで他のスカウトマンとは違う方法で女の子をスカウトし高収入を得ます。
彼は、その後の人生において何時もこの考え方を変えずに生きていく。
そして、最終的には自分の人生をノンフィクションとして著わし、現在は幸せな生活を送っています。
そう、「人と同じ事をやってたら負けてしまう」という考え方は、絶対必要。
でもね、一つ間違えると暴走になるからね、注意しましょうネ!!
と言うことで、彼ほどの強さは持ち合わせていない僕は「早稲田でてもバカはバカ」以下のバカかもしれませんが、これまでの人生を謙虚に受け止め、バカはバカなりに等身大に生きてきた・・・つもり・・・・。
自戒を込めて・・・・!
お薦めの本です。
皆さんも頑張りましょうね!
2015年
11月
24日
火
“エメラルド島”と呼ばれるアイルランドで造られるアイリッシュ・ウイスキー。
その特徴は、ピートを焚かず3回蒸留でライトな味わいに仕上げていることです。
しかし、新入荷の「カネマラ」は、ピートを焚いた2回蒸留で製造されています。
そのため、アイリッシュでは唯一のスモーキーウイスキーとなり、「アイリッシュの異端児」と多くのシングルモルトファンに愛されています。
「カネマラ」のスモーキーさは、「ラフロイグ」「ボウモア」とは一味異なる特長を持っています。
スモーキーでありながら潮の香りはせず、クセが少なく軽い口当たりのとても良いモルトです。
特に「カネマラ12年」は、12年という長い樽熟成によりさらにピーティーさとウッディさが増し、とてもフルーティーな香りと独特の爽やかさが感じられるバランスの良い逸品となっています。
ピートの効いたスモーキーなウイスキーが好きな方は、是非お試しください。
多くの国際的なコンペティションで金賞を受賞した「カネマラ12年」。
U2、Rory Gallagherを聴きながら、ロックかストレートで・・・・。
「カネマラ12年」:シングル 1,300円
2015年
11月
23日
月
●P.F.スローン死去
大ヒット曲「孤独の世界(1966年)」と「明日なき世界(1965年)」等を持つシンガー・ソングライター P.F.スローンが11月15日に腎臓癌で死去。
享年70歳。
合掌!!
P.F.スローンは、13歳でレコード・デビューし、16歳からソングライター兼スタジオ・ミュージシャンとして大手音楽出版社で働いていました。
1964年、サーフ・ミュージック、ホッド・ロッド・サウンドの人気グループでBeach Boysの弟分と言われていたジャン&ディーンに提供した「パサデナのおばあちゃん」がUSAシングルヒットチャート3位に。
因みに、ジャン&ディーンは、Beach Boysのブライアン・ウィルソンから提供された「Surf City」で全米1位を獲得しています。
余談ですが、スパイダースの「スーパー・エレクトリック・おばあちゃん(弘前のおばあちゃん)」の元歌でもあります・・・・、ハイ!
1965年にバリー・マクガイアに提供した「明日なき世界/原題:Eve of Destruction」を作詞作曲し、全米1位の大ヒットに。
余談ですが、この曲で初めて「Folk Rock」と言う言葉を知りました。
思い出すな~・・・。
当時、ラジオでこの曲の紹介時には必ず「Folk Rockの名曲」と言っていたのでね・・・、僕も得意になって友達と話をしていたのが・・・・。
Folk Rockと言うのは、フォークとロックの要素が融合してできたもので、社会性の強い歌詞に特徴があったフォークに聴衆への伝達力を増すためにロックの手法を大幅に導入した音楽。
これまでのフォーク・ファンからは「音楽的堕落・世俗への迎合」と反発されたのですが、
深い人間洞察や社会の有り様を詩的に活写した多くの優れた作品を生み出したのも事実。
で、「明日なき世界/原題:Eve of Destruction」は、北爆開始で泥沼化していくヴェトナム戦争やアメリカとソ連の冷戦下における核戦争の恐怖を描いた内容です。
日本では関西フォークの高石ともや・忌野清志郎がカヴァーしていますよ。
ジャクソン・ブラウンもLIVEで歌っているらしい・・・?!
1966年ジョニー・リヴァースの「Seacret agent Man(スパイ大作戦のテーマ)」等、数々のヒット曲を生み出しています。
その後P.F.スローンは、レコード会社ともめストレス性の精神的な病気を発症。
70年代には、音楽界から完全に忘れられた存在になってします。
僕らの青春の1ページを飾ったP.F.スローンに改めて合掌!
●元モーターヘッドのドラマー/フィルシー・テイラー死去
1975年から現在もなお現役で活動しているUKロックバンド Motörhead(モーターヘッド)。
1970年代後半~1980年代初頭にリーダーのレミー・キルミスターと共に第1期黄金期のドラマーとして活躍したフィルシー・テイラーが、11月11日に死去。
享年61歳。
合掌!
Motörheadは、元ホークウインドのベーシストで作曲家のレミー・キルミスターが中心に結成されたバンド。
一時期4人編成(ツイン・ギター)だった時期もありますが、活動期間の大部分でギター、ベース、ドラムスのトリオ編成。
レミー・キルミスターが、エディ・クラーク(ギター)、フィルシー・テイラー(ドラムス)を擁した1970年代後半から1980年代初頭が第1期黄金期。
「エース・オブ・スペーズ」Ace of Spades)をはじめいくつかのアルバムやシングルをイギリスのトップ40チャートに送り込んでいます。
特に1981年にリリースしたライブ盤「No Sleep 'til Hammersmith」 はこの時代の金字塔であると言われています。
その後、元シン・リジィのブライアン・ロバートソンが加入したりメンバーチェンジがありましたが、1992年の「March ör Die)」から参加する元キング・ダイヤモンド、ドッケンのミッキー・ディー加入。
以来、レミー・キルミスター(ベース、ボーカル)、フィル・キャンベル(ギター)、ミッキー・ディー(ドラムス)のラインナップはグループ史上最も長く続いており、第2期黄金期を迎え数の作品を発表。
現在も精力的に活動を続けています。
・1979年に発表した2ndアルバム「Overkill」
大ヒットシングル「Overkill」、「No Class」収録。
●Hawkwindホークウインドについて
Hawkwindは、デイヴ・ブロック(ギター)を中心に1970年にデビューしたUKサイケデリック・ロック・バンドで、自ら「サイケデリック最後のヒーローだ」と言っています。
スペース・サイケデリック・ロックとも言われ、リバーブを多用した宇宙的な広がりを感じさせるサウンドが特徴。
前述のレミー・キルミスターが加入し、1972年シングル「SILVER MACHINE」(シルバー・マシン)がUK第3位の大ヒットに。
しかし、レミーは、アメリカ・ツアー中にドラッグで逮捕されたのを機にバンドを解雇されてしまいますが、直後にMotörheadを結成。
で、Hawkwindは、1978年に一時的に活動休止しますが、1979年、デイヴ・ブロックを中心に活動再開。
1980年に元クリームのジンジャー・ベイカーを迎え入れ、「LEVITATION」を発表。
2011年に初来日の予定でしたが、東日本大震災の影響によりキャンセルとなっています。
その後もピンク・フロイドのデイヴ・ギルモアがミキサーを担当したアルバムを発表したり、
メンバー・チェンジやレーベルの移籍を繰り返しながら、現在も活動を続けています。
・1972年発表の3rdアルバム
「Doremi Fasol Latido」
シングルカットされた「SILVER MACHINE」(シルバー・マシン)がUK第3位の大ヒットに。
・1974年発表の5枚目のアルバム「Hall Of The Mountain Grill/邦題:永劫の宮殿」
・1976年発表のアルバム「Astounding Sounds Amazing Music」
復帰したロバート・カルヴァートを前面に立て、スペース・オペラ・ロックの幕開けとなった作品。サイケというよりはむしろ普遍的なアートロックに近づいたという印象がするアルバムです。
・1980年発表のLIVE盤
「Live Seventy-Nine」
復活を果たし、折からのNWOBHMブームの影響を受け、再び注目を集めた時期のパワフルなLIVEアルバムです。
・1980年発表の「Levitation/邦題:宇宙遊泳」
元クリーム、ブラインド・フェイスのジンジャー・ベイカーが参加したアルバム。
ハード・ドライヴィングなサウンドと空間を乱舞するティム・ブレイクの電子音階がホークス固有のサウンドを構築する名作。
2015年
11月
16日
月
Beatlesの解散は凄いショックだったけど、1960年代中頃から1970年にかけてのロックシーンは実に面白い。
CCR、Led Zeppelin、Deep Purple、Pink Floyd、King Crimson、YES、EaglesやDoobie Brothers、Allman Brothers Band、Queen、Aerosmith、KISS等が次々と登場。
70年代初頭は学生だったので、レコード代を稼ぐのに大変だった時代・・・、でもレコードを手にした時の感動は今でも忘れられないな~!!
特に1970年代のードロック。
で、1970年代のハードロック四天王と言うのをご存知ですか?
そう、1969年のLed Zeppelin、1968年のDeep Purple、1970年2月13日の金曜日のBlack Sabbath、1969年のUriah Heep。
四天王の中で異彩を放ってたのが、Uriah Heep。
70年代に数々の名盤を残しながらも頻繁なメンバーチェンジや主要メンバーの他界、レコード会社の倒産など等あいつぐアクシデントに見舞われたバンド。
しかしながら、それらを乗り越えながら不死鳥のように蘇って現在もなお活動をつづけるビッグ・バンドなのです。
オリジナルメンバーは・・・・。
David Byron(デビット・バイロン)、Ken Hensley(ケン・ヘンズレー)、Mick Box(ミック・ボックス/リーダー)、Paul Newton(ポール・ニュートン)、Nigel Olsson(ナイジェル・オルソン)。
この5人が奏でる音は、1970年代ブリティッシュ・ハード・ロックの名曲「Look At Yourself」や「July
Morning」のように、甘美なメロディと印象的なコーラスが硬く重い音像の中で垣間見せる幻想的な叙情性が特徴・魅力となっています。
1971年発表の3rdアルバ「Look At Yourself/邦題:対自核」が大ヒットし、73年には日本武道館LIVEを行っています。
その後もメンバーチェンジをしながらも名盤を次々に発表。
1972年「DEMONS AND WIZARD/邦題;悪魔と魔法使い」、1973年「THE MAGICIAN'S BIRTHDAY/邦題:魔の饗宴」をあいつで発表。
上記3枚はUriah Heepの歴史の中で、完成度の高い最も人気あるトータル・アルバムとして評価されています。
1975年発表でキング・クリムゾンのジョン・ウェットンが参加した「RETURN TO FANTASY/邦題:幻想への回帰」がUKアルバム・チャートで7位を記録。
その後、ジョン・ウェットンはプログレバンドUKの活動専念のためにグループを脱退。
1977年「Innocent Victim/邦題:罪なきいけにえ」発表。
このアルバムは、当時のソビエトでも発売された大ヒットしました。
ミック・ボックスは自身のバンドで活動を続けていましたが、どうしてもUriah Heepとして活動したくUriah Heepを再編。
再編2年後の1982年に元ヘヴィ・メタル・キッズ~ライオンのジョン・シンクレア(キーボード)やオジー・オズボーン・バンドを脱退したリー・カースレイク(ドラムス)とボブ・デイズリー(ベース)を迎えて「ABOMINOG/邦題:魔界再来」を発表。
このアルバムからシングルカットされた「That's the Way That It Is」が、USAでヒット曲となった。
1985年 2月にオリジナル・メンバーのデヴィッド・バイロンがアルコール依存症にともなう肝硬変により38歳死去。
その後も活動していたらしいのですが、日本では完全に忘れられたバンドになってしまったと思ったら、2010年に19年ぶりに来日。
それもここ川崎のクラブチッタにて「悪魔と魔法使い」完全再現ライブを行ったんです。
しかも、ゲストに元ホワイト・スネイクのミッキー・ムーディを迎えて・・・。
この時のLIVEは、涙ものの素晴らしいLIVEで、70年代を青春していたお客さまが興奮していたのを覚えています。
このLIVEは、「Official Bootleg vol3:Live in Kawasaki Japan 2010」としてCD化されたんですって・・・。
とても後悔しています。
行けばよかったな~!!
1970年代初期当時、「ハード・ロック」のバンドの名を挙げよ!」と言われれば、必ずUriah Heepの名が出たものです。
時代の流れに左右されず、基本的なスタイルは崩さず、一方では時代と共に変革しながら現在も活動中の新生Uriah HeepのLIVEは、年月と共にアレンジが加えられ原曲とは異なった曲に変わってしまう70年代ロックアーティストの中で、オリジナルに忠実に再現してくれる貴重なアーティストであり、オリジナル曲の感動を再び呼び起こしてくれるハードロックバンドだと思います。
2016年1月の川崎クラブチッタでのLIVEは、パープルやサバスとはまた一味違うブリティシュハードロックの原点を大いに楽しむことができると思いますよ!!
●Uriah Heep2016年1月『対自核』を中心とするデビュー45周年記念公演
日時:2016年1月16日(土),17日(日)
会場:川崎 CLUB CITTA'
2015年
11月
10日
火
サントリーから「山崎」「白州」以来、11年ぶりに登場した新ブランドが・・・・「知多」。
世界的にも珍しいグレーンウイスキーのみで製造されたウイスキーです。
グレーンウイスキーってご存知ですか?
大麦使用のモルトウイスキーと違い、トウモロコシやライ麦、小麦等を主原料に作られた原酒。
この原酒を定番のホワイトオーク樽、ワイン樽、ワイン樽などの樽で熟成させるとさらにバリエーションが増します。
モルトウイスキーにグレーンウイスキー原酒をプラスしたのが、ブレンデッドウイスキーと言われるウイスキーです。
皆さんも良く知っている「バランタイン」、「オールドパー」、「響」等が、ブレンデッドウイスキーとして世界的に有名ですよね!
ブレンデッドウイスキーの味わいのベースは、このグレーンウイスキー原酒によって生まれますので、モルトの個性を引出したり風味を和らげる等などの重要な役割を担っているのですネ。
グレーンウイスキーの中にはごく少数ですが長期熟成されたものがあります。
この長期熟成されたグレーンウイスキーは、とても特徴的で素晴らしいのですが、比較的稀少なため、なかなかお目にかかる事はできません。
そんな希少な珍しい長期熟成グレーンモルトだけを使用したのが、何と今回発売されたシングルグレーンウイスキー 「知多」なのです。
サントリー・チーフブレンダーによると、「知多」には酒齢15年までの約10種類のグレーン原酒がブレンドされているとか・・・・。
世界的も珍しいシングルグレーンウイスキー 「知多」。
コクがありスムーズな口当たりでグレーンウイスキーらしい甘口でライトな香味の「知多」を是非一度お試しください。
お薦めの飲み方は、ロックとソーダ割り。
特にソーダで割ると、味が変化しとても爽やかな飲み口になります。
● シングルグレーンウイスキー 「知多」 : シングル 800円
※ソーダ割りは+50円
2015年
11月
09日
月
現在、音楽はiPhoneなどの普及により身近になりすぎて消費物になってしまったと言われていますよね。
しかし、アナログレコードは、デジタルと違い音が柔らかく暖かく、針を落とすたびに違う音になり、コンディションを整えることで変化し新しい音に出会えるので、人気沸騰までは行かないがかなり復活しているそうです。
このアナログレコード人気復活は世界的な潮流で、米国、英国、欧州を中心ここ数年で市場規模は何倍にも膨らんでいるそうです。
世界のレコード売上額は、2006年の3400万ドルから2013年には2億1800万ドルまで跳ね上がり、米国では2006年に100万枚以下だった売り上げが、2012年に460万枚、2013年に610万枚と大幅に増加。
日本でも、アナログレコード生産量は2010年以降増加傾向で、14年は前年比約1.5倍の40万1000枚に上っています(以上日本レコード協会調査)。
日本唯一のアナログレコードを作っている東洋化成も今年はやくも昨年一年間の件数を大きく上回る受注が集まっているという。
この世界的なアナログレコード人気復活の「火付け役」となったのが、「レコードストアデイ(RECORD STORE DAY)」というイベント。
このイベントは、米国のレコードショップオーナーChris Brownが「近所のレコードショップに行き、音楽の楽しさを再発見してもらいたい」と開催したのが始まり。
今では米国の700を超えるレコードショップと数百のアメリカ外のショップ、そして有名アーティスト(U2、ローリング・ストーンズ、ポール・マッカートニーといった大御所等)が協力して盛り上げる年に一度の「アナログレコードのお祭り」となっており、日本のタワーレコードやHMVといった大型ショップから地方の個人レコード店まで100を超える店舗が参加しているそうです。
日本でアナログレコードが普及したもう一つの理由は、1万円前後から購入できる再生機器が発売され手軽に聴けるようになり、レコード針等も量販店で簡単に購入できるようになったことがあげられます。
レコード針の老舗 ナガオカは月産10万本を切る状態が続いていたが、20万本近くまで回復したとか・・(当店にご挨拶に来てくださいましたナガオカ営業部の方、良かったですね・・・)。
また、アナログレコードを聴いたことのなかった若者のためにパルコがアナログレコード専門の音楽スペースを開設したり、「HMVレコードショップ渋谷」がレコード初心者向けに、レコードプレーヤーの使い方や聴き方のセミナー開催しているようです。
アナログレコードには、デジタルにはない音の丸みや暖か味があります。
針を落とすごとに音が変わり、二度と同じ音は再現されないアナログレコードを聴くということは、今最も贅沢で魅力的で心を満たしてくれる時間の使い方ではないでしょうか。
●今年イギリスで最も多く購入されたアナログレコードBest10
1. ピンク・フロイド – The Endless River(永遠/TOWA)
2. アークティック・モンキーズ – 「AM」
3. Royal Blood – 「Royal Blood」
4. オアシス – 「Definitely Maybe」
5. ピンク・フロイド – 「狂気」
6. ジャック・ホワイト – 「Lazaretto」
7. ザ・ストーン・ローゼズ – 「The Stone Roses」
8. フー・ファイターズ – 「Sonic Highways」
9. レッド・ツェッペリン – 「レッド・ツェッペリン I」
10. オアシス – 「(What’s The Story) Morning Glory?」
2015年
11月
08日
日
●坂本竜馬は強かった!!の記事
皆さんも良くご存知の坂本竜馬。
暗殺されてしまいましたが、実は剣術に長けていた証拠が今回見つかりましたね。
竜馬は、19歳の時に土佐から江戸に出、北辰一刀流の開祖 千葉周作の弟 定吉の道場で修業したお墨付き「北辰一刀流長刀兵法目録」を頂戴しています。
この目録は、一時行方不明となっていたらしいのですが、高知県の某氏がもっていたらしく、本物かどうか鑑定。
この度、同じく千葉道場で目録を頂戴している清河 八郎(新撰組の元となる浪士組を結成した人物)の「北辰一刀流兵法免許」と酷似していたことから本物と判断されました。
江戸幕末の慶応3年(1867年12月10日)、坂本龍馬と中岡慎太郎等は、江戸幕府京都見廻組によって暗殺(近江屋事件)されちゃったけど、やはり強かったんですね。
ますます、惚れてしまいます。
●むのたけじ先生~80年目の卒業証書の記事
当ブログでも何回か登場している100歳のジャーナリスト むのたけじ先生が、この程卒業してから80年目に卒業証書をいただいたそうです。
先生は1932年4月に当時の東京外国学校(現・東京外国語大学)に入学し、1936年に卒業する予定でした。
しかし、卒業試験期間中の1932年2月26日に陸軍の一部青年将校等によるクーデター(2.26事件)があり、学校内に入れず卒業式は見送られたとか・・・・。
卒業後、先生は報知新聞記者を経て朝日新聞に入社し、中国、東南アジア特派員となる。
しかし、敗戦を機に戦争責任を感じて退社し、1948年秋田県で週刊新聞「たいまつ」を創刊。
反戦の立場から言論活動を続けています。
東京外大は戦後70年の今年、卒業証書が授与されていなかった卒業生に「遅れた授与式」を行ったそうです。
卒業証書を頂いた先生は「渡すべき証書を80年経とうが100年経つがきちっと渡すという態度が、人間を正しい道に導く」と思う。
また、大学に対して「第3次世界大戦を起こさせないよう・・・、人類の新しい生き方の土台を耕す大事な仕事を担う人々を育てて欲しい」と期待。
むのたけじ先生、本当におめでとうございます!
心より祝福!
●水木しげる先生~20歳の手記発見の記事
「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげる先生(93歳)の若かりし頃の手記が見つかったそうです。
ご本人は、完全に忘れていたようですが・・・。
この手記、73年前、太平洋戦争への出征直前に書き連ねたもので、徴兵検査の合格通知が届いた直後の昭和42年10月~11月と推測されるようです。
水木先生は、1946年春に入隊。
入隊時に持込が禁止されている「ゲーテとの対話」全3巻とデッサン用の鉛筆を持って・・・・。
その後、ラバウル(パブアニューニア)の激戦で多くの仲間と自分の左腕を失うことになります。
発見された手記には、キリスト教、宗教、ゲーテやニーチェの言葉を引用し、生と死の意味について分析・反論。
戦地へ赴かなければならない不安の中で絵画への情熱への情熱を失うことなく、「どこへ行こうと、自分は自分の道を行く」という決意が記述されているようです。
この時代「お国のためと言う言葉の元に、まともにものを考えることを封じられている時代」。
「殴られても、低能と言われても、自分の頭で考えることだけは止めなかった」先生。
徴兵され出征することへの死の恐怖のおののき、哲学や宗教に救いを求めつつも自分を貫こうとする20歳の青年の姿に、発見した長女は、「時代に立ち向かう魂の叫びのようにあふれ出て来て、圧倒された」とか・・・。
この手記は現在、角川新書「戦争と読書~水木しげる出征前手記~」というタイトルで荒俣宏の解説で発売されています。
近いうちにまたご紹介する予定です。
2015年
11月
06日
金
長いウイスキーの歴史の中で、常に高い評価を得てきた「クライヌリッシュ」の14年熟成モルト。
「クライヌリッシュ蒸留所」は、スコットランドの北東部、北海に面したリゾート地ブローラに位置し,
そこで造られる「クライヌリッシュ」は、「本土のモルトの中で最も海岸の味わい」と評されているモルトです。
アイラモルトほどの強いスモーキーさはありませんが、ピートが強めで飲み応えのある北ハイランドモルトの特質と海に面した立地の影響によりわずかに海の気質が感じられます。
言って見れば、モルト原酒の華やかさと沿岸性由来の適度なスモーキーさを持ったスコッチ・ウイスキーの良いとこ取りのシングルモルトですネ。
14年間という長い熟成期間を経た「クライヌリッシュ14年」は、「深く静かな余韻が残る」と評され、今年(2015年)SFWSダブルゴールドを受賞。
飲み方は、ストレートでもロックでも、お好みで・・・・・・。
少量の水を入れると、さらに芳醇な香りと味になりますよ!
是非、お試しください。
「クライヌリッシュ14年」 : シングル 1,000円