2015年
1月
26日
月
Robin Trowerを知っている人は少ないと思いますが、ギター好きにはたまらないアーチスト。
Robin Trowerは、「ジミヘン・フォロワー」の代表的なギタリストの一人としても有名。
曲作り、粘り気のあるブルージーなサウンドから「ジミヘンの再来」と評されています。
彼の作品はアルバム志向で、シングル盤ヒットはビルボード・トップ100以内に入ったのは1曲のみ。
でも、アルバムセールスが凄いんです。
今回LIVE盤を入手しましたので、とにかくかっこいいRobin Trowerを当店所有のレコードと一緒にご紹介しますね!
Robin Trowerは、Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー/後述)らと1959年にThe Paramounts(パラマウンツ)という4人編成のR&Bバンドを組み本格的な音楽活動を始めます。
このThe Paramountsは、Rollinng Stonesに「UKで最高のR&Bバンド」と評されStonesやBeatlesの前座を務めていたとか・・・。
6枚のシングル盤をリリースしたが、パッとせず解散。
Robin Trowerは、1966年に「ジャム」というブルース・トリオを始めるが、このバンドも短命で終了。
一方、Gary Brookerは、自分が中心になって組んだバンドで世界的な大ヒットを記録。
そのバンドは誰でもが知っているバンドで、曲も誰もが知っている有名な曲だけど・・・・、なーんだ?
それはネ・・・・、Procol Harum(プロコル・ハルム)で曲は「A Whiter Shade Of Pale/邦題;青い影」。
この「青い影」は1967年5月に発売されるや、2週間で40万枚近くを売り上げ、イギリスのヒット・チャートで6週連続1位に輝いています。
1960年代のUKロック界で、ビートルズの諸作品を凌ぎ最も大きな商業的成功を収めた楽曲。
2004年発表の「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」では第57位に輝いています。
また、イギリスのBBCラジオが2009年に発表した「過去75年UKで最もプレイされた曲トップ10」では第1位に選ばれるなど、長年に渡り高い人気を誇っている曲です。
「青い影」が大ヒットし絶好調と思われたProcol Harumが分裂しギタリストが脱退。
そこで、ゲイリー・ブルッカーがギタリストとして指名したのがRobin Trower。
Procol Harumの一員にとしてRobin Trowerはギターの腕を磨き、1971年にソロに。
ソロになってからのRobin
Trowerのギター・テクは、プロコル・ハルムの「青い影」からは想像できないくらいハードでブルージーなんです・・・・。
●1973年に1stアルバム「Twice Removed from Yesterday /邦題:ロビン・トロワー」を発表。
このアルバムは全米チャート106位とセールス的にふるわなかったものの音楽評論家から高い評価をえたそうです。
「I Can't Wait Much Longer」、「Daydream」、「Hannah」、「Twice Removed From Yesterday」、「Ballerina」等々、聞き応えある曲が多数あります。
●1974年に2ndアルバム「Bridge of Sighs/邦題:魂のギター」を発表。
このアルバムは、Beatlesのレコーディングエンジニアとして有名だったジェフ・エメリックを起用し作成。
USAで大ヒットし、ビルボード・アルバムチャートで7位を記録しゴールド・ディスク獲得。
更にUSAギター・マガジン誌において、「'74年度ベスト・ギター・アルバム」に選ばれるなど、アメリカで高い人気を得ました。
当店でもリクエストの多い「Too Rolling Stoned」やタイトル曲「Bridge of
Sigh」、「Lady Love」、「Little Bit Of Sympathy」など収録されています。
●1975年、3rdアルバム「For Earth Below/邦題:遥かなる大地」を発表。
このアルバムでは、元スライ&ザ・ファミリー・ストーンのビル・ローダンがドラムを担当しています。
このアルバムもUSAで大ヒット。
USAビルボード・アルバムチャートで5位を記録し、ゴールド・ディスク獲得。
「Confessin' Midnight」、「Alethea」など収録。
●1976年に今回入手したLIVE盤「Robin Trower Live」を発表
このLIVE盤は、'75年のヨーロッパ・ツアーにおけるストックホルムでのラジオ用のライブを収録したもので、収録時間はたったの約40分。
この時Robin Trowerは、人気・評価ともに絶頂期で、もう迫力は最高・満点のLIVE盤に仕上がっています。
このヨーロッパ・ツアー後に実施した全米ツアーは、史上最大のP.A.システムを使うという大がかりなLIVEは最高だったそうです。
●同年1976年4thアルバム「Long Misty Days/邦題:ロング・ミスティ・デイズ」を発表。
このアルバムで初めてのシングルヒットが生まれます。
シングルカットされた「カレドニア」がUSAビルボード・シングルチャート・トップ100の82位を記録。
本当にRobin Troweにとって唯一のシングルヒット。
当店所有のRobin Troweのレコードは、以上です。
Robin Troweは、その後も数枚アルバムを発表しますが、実質上解散。
1981年、ドラムのビル・ローダンのみ残し、ジャック・ブルースと「B.L.T.」と言うバンドを組んでいます。
2015年
1月
19日
月
日本のSFの草分けの一人 平井和正氏が1月17日、急性心不全により神奈川県鎌倉市の病院においてお亡くなりになりました。
享年76歳。
学生時代の後半だったと思うけど氏のライフワークとなった「幻魔大戦」「真幻魔大戦」を夢中で読んだのを覚えています。
「幻魔大戦」は、宇宙の邪悪な存在に敢然と立ち向かう正義のエスパーたちの活躍を描くいた壮大な宇宙ドラマ。
この小説は、文庫本で20巻ぐらいあったと思います。
平井和正氏のもう一つの思い出は、テレビアニメにもなった「エイトマン」。
この原作者が平井和正。
絵は、「まぼろし探偵」、「月光仮面等の代表作を持つ桑田二郎。
時代的には1963年(昭和38年)、小生15歳。
当時「週刊少年マガジン」、「週刊少年サンデー」が、30円でね・・・。
僕の1ヶ月のお小遣いが500円。
「エイトマン(当時は、8マン)」は、週刊少年マガジンに連載されてたのでね・・・。
この500円の中からやりくりして毎週マガジン・サンデーを買ってたよな~・・・・。
余談その①:当時の女の子がHな男に「エイトマン!」と言っていました。最初、意味が解らなくってね・・・。女子に聞いたら「ABC順で8番目がHだから」と・・・。僕も少しだけ言われました・・・。懐かしい~!!
余談その②:0年代に「幻魔大戦」を角川がアニメ映画化するんですが、このサントラ盤が・・・、何とELPのキース・エマーソンが担当したんですよ!!
もし、このサントラ盤を持っていたら・・・、多分・・・・。
ア~アッ!
また一人昭和が・・・・。
合掌!!
2015年
1月
19日
月
キャンベルタウン・シングルモルトの中でも伝説となっている「スプリングバンク 12年 カスクストレングス」が入りましたよ!!
スプリングバンクは、全モルトウイスキーの中でもっとも塩味が強いとされていますが、シェリー樽でしっかり熟成しているため「モルトの香水」と言われるように香りが豊かで、グラスに注いだだけで甘い香りが部屋中に漂うようなシングルモルトです。
女性にも人気のシングルモルト!!
表記の「CASK STRENGTH」とは、木樽(カスク=CASK)の影響、つまり樽由来の風味や味わいが強い(ストレングス)ウイスキーということです。
人間と一緒で、一人で活躍できる樽もいれば、皆と協力して美味しくなる樽もあります。
何年もかけて美味しく熟成された良い樽を厳選し、加水などの調整を行わない樽出しでそのままの味が楽しめるのが良い点です。
その為、バッチごとにアルコール度数が異なります。
「モルトの香水」と呼ばれる、スプリングバンク。
その中でも伝説の「スプリングバンク12年カスクストレングス」の味わいを是非ご賞味ください!
2015年
1月
19日
月
日本を代表するシングルモルト「山崎12年」が、酒屋さん(量販店を含む)の店頭から姿を消してから1年以上になりますね。
山崎の構成原酒の不足により、長期の出荷制限がかかっているそうで、現在では、京都のサントリー山崎蒸溜所でしか入手できないシングルモルト。
ひょっとしたら、地方の酒屋さんの片隅に売れ残っているのがあるかもしれませんが・・・。
この入手困難な「山崎12年」が友人のお陰で入手することができました!!
感謝で~す!!
「山崎12年」は、世界でも権威ある酒類国際コンテスト「ISC2003/スピリッツ・チャレンジ2003」において日本で初めてウイスキー部門の金賞に輝き、海外でも高く評価されているシングルモルト。
ホワイトオーク樽熟成原酒由来の甘いバニラ香と熟した果実香が特徴です。
山崎の四季を重ねて12年を超えた秘蔵モルト樽の中から生(き)で味わうにふさわしい円熟モルトを吟味・厳選した味わい。
その味わいにISCの審査員も「樽の香りに日本が感じられてユニーク。実に滑らかな心地よい味わい」、「スコットランドのはるか東にもよいモルトがあるんだね」と絶賛。
この入手困難な「山崎12年」をシングル1000円でご提供!!
因みに、サントリー酒類株式会社は、国産ウイスキーおよび輸入ウイスキーの一部商品の価格を今年(2015年)4月1日(水)から改定し、2割程度の値上げを行うことが決定しています。
「山崎12年」が、このお値段で飲めるのは最後の機会かもしれません。
是非、この機会に「山崎12年」の素晴らしい香り・味わいをご賞味ください。
2015年
1月
12日
月
● Humble Pie/EAT IT
Humble Pieは、スティーヴ・マリオットが作ったバンドと誤解している方が多いようですが、ピーター・フランプトンが中心となり結成したバンドに当時スモール・フェイセスにいたマリオットを誘い込んでできたバンド。
メンバー:
・スティーヴ・マリオット(リード・ボーカル、ギター、キーボード・元スモール・フェイセス)
・ピーター・フランプトン(リード・ボーカル、リード・ギター・元ハード)
・グレッグ・リドリー(リード・ボーカル、ベース・元スプーキー・トゥース)
・ジェリー・シャーリー(ドラムス)
「EAT IT」は、1974年に発表された二枚組のアルバムでHumble Pie絶頂期を記録した大作。
R&Bの影響モロ出しのハードロック、エディコクランのカヴァー、南部の薫り漂うアコースティックナンバーと非常に楽しめる内容になっています。
余談ですが、収録曲の「30DAYS IN THE HOLE」は、MR.BIGもカヴァーしていますよ!
UKモッズ・バンド スモール・フェイセスのスティーヴ・マリオットとザ・ハードのギタリスト ピーター・フランプトンによって結成されたスーパー・バンドHumble Pieの熱くて黒い、ロックが聞けるのは実はここまで。
これ以降はS・マリオット&バクバンドとなってしまい、Humble Pieは急速に失速してしまいます。
90年代にスティーヴとピーターによる再結成の機運が高まったが、スティーヴが不慮の火災によって焼死(享年44歳)。
因みに、当店で所有のHumble Pieのレコードは、1972年発表の「Smokin'」 があります。
このアルバムは、ピーター・フランプトンが脱退した後でギタリストにデイヴ・クレム・クレムソンを迎えて制作。
全米ゴールド・ディスクを獲得したヒット・アルバムとなりました。
2015年
1月
11日
日
LIVE盤は、臨場感があって最高だよね。
人気のある3グループのLIVE盤を入手しましたので、順次復習を兼ねてご紹介していきますね!!
●Grand Funk Railroad/Live Album
バンド名の由来は、アメリカの鉄道会社「Grand Trunk Western Railroad」をもじって付けられましたとか・・・。
「Grand Funk Railroad/Live Album」は、1970年7月のフロリダで開催されたライブが収録されています。
「Are You Ready」から始まり、続いて「Paranoid」へ・・・・。
もう、これだけで興奮は一気に頂点に達しGFRワールドに引き込まれます。
後半の「T.N.U.C.」、「Inside Looking Out」 は・・・・・、もう圧巻!!
2枚組みのアルバムで10曲しか入ってませんが、最高のLIVEアルバムです。
1970年USAビルボード・アルバムチャート5位を記録。
・1969年1stアルバム「On Time/邦題:グランド・ファンク・レイルロード登場」発表。
そこからシングルカットされた「ハートブレイカー」が、大ヒット。
USAアルバムチャートでは、27位を記録。
G.F.Rには、いろいろな伝説があります。
伝説その1:
当時、G.F.Rは当時のロックバンドの中で一番でかい音量で演奏するバンドといわれてました。Led Zeppelinの前座をやった際、その凄い音量と技量でZeppelinファンが驚いたそうです。
伝説その2:
「ハートブレイカー」は、現在ではハードロックの古典的名曲となっていますが、当時日本のタイガースなどのGSが必ず取り上げていた曲。
井上陽水がこの曲のコード進行を模倣して「傘がない」を作ったのは有名。
伝説その3:
1971年に開催された雷雨の中の後楽園球場ライブによりキョードー東京がハードロックを手掛けない理由の一つになったとか・・・。
・1973年、アルバム「We're an American Band/邦題:アメリカン・バンド」を発表。
同アルバムからシングルカットされた「We're an American Ban」が全米1位を獲得。
USAアルバムチャート、2位。
当店でもリクエストの多い曲です。
・1974年、アルバム「Shinin' On/邦題;輝くグランド・ファンク」を発表。
シングルカットされた「The Loco-Motion」も全米1位を獲得し、G.F.R最大のヒットシングルとなる。
USAアルバムチャート、5位。
余談ですが、この「The Loco-Motion」は、1962年にLittle Evaが全米1位を獲得した曲。
この曲の作者は、何とキャロル・キングなんですよ。
で、60年代にリトル・エヴァ、70年代にグランド・ファンクがビルボードNO.1を獲得。
80年代にカイリー・ミノーグがカバーし、ビルボードで3位になったそうです。
2015年
1月
04日
日
あけましておめでとうございます。
昨年中は、大変お世話になり心より感謝申し上げます。
本年もアナログレコードのみで頑張りますので、ご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
で、皆様の休みはいかがでしたか?
僕の方は、毎年ほとんど変わらずで・・・、食っては寝、食っては寝・・・で、2kg増。
昨年は風邪で寝正月だったけどネ、今年は単に眠いだけ・・・・。
ま~、体調崩さなかっただけ、良しとしましょう・・・。
今年の箱根駅伝は、面白かったですね。
毎年各大学出身のお客様のお顔を思い浮かべながら観戦していますが・・・、今年は何といっても青学ですよね!
圧倒的な勝利!
青学出身のお客様、おめでとうございます。
青学は、これまで箱根駅伝に20回出場しているようですが、今回が初の総合優勝。
創部98年目にして初の快挙という。
で、特に往路5区の山登り・・・・、これまで“神”と言われていた東洋大・柏原 竜二君の記録を塗り替えた神野大地君。
「名は体を表す」と言うけど、凄い選手でしたネ。
青学の陸上部は、廃部寸前だったそうです。
そんな陸上部を立て直した監督も素晴らしいけど、それに答えた学生達も本当に素晴らしい。
改めて、おめでとうごいざいます・
で、わが母校と言えば・・・・、5位。
シード権が取れれば、来年の箱根駅伝は確定なんだけど・・・・・。
走っている選手は必死なんだろうけど・・・、観戦する方は・・・・、ドラマが見たいんですよね!
良くても悪くてもドラマがあると、TVに映る時間が長くなる。
わが母校には・・・、今年もドラマが無かったな~・・・。
では、では皆様、本年もTears Dropを宜しくお願い申し上げます!!