2014年
9月
29日
月
Beatles以前に世界を席巻したロック・バンドFour Seasons。
不良少年だった4人の出会いと友情、Four Seasonsの結成・成功・挫折を描いた伝記的映画が「Jersey Boys」。
Four Seasonsの「Sherry 」が日本で大ヒットしたのが1963年だから・・・・・・・・、僕は中学生。
当時の音楽情報はすべてラジオ。
だからラジオから流れてくる情報だけで判断するしかない時代。
「Jersey Boys」を観ながら・・・、「ヘ~ッ、当時はこんな時代だったのか・・・、こんな状況だったのか・・・」と、初めてFour Seasonsの各面々の感情・気持ちを知ることができました。
映画の後半は・・・・、涙・涙・・・・です。
フランキー・ヴァリーの娘の訃報を聞いたところで名曲「君の瞳に恋してる」が流れ、1990年に選出された「ロックの殿堂」でオリジナルメンバー4人が再会し歌った曲が「ラグ・ドール」・・・、場面が流れまた「シェリー」・・・と次から次へと名曲の数々・・・。
もう、涙・涙・・・、涙止まらず!
音楽界に不滅の伝説を打ち立てた4人組“ザ・フォー・シーズンズ”の真実の物語を描く感動のヒューマン・ドラマ、皆さんも観てくださいね!!
当店ではアナログレコード・ベスト盤「Four Seasons Story」でFour Seasonsの名曲が聴けます。
2014年
9月
23日
火
連休はいかがでしたか?
このお休みを利用し、両親の墓参りに行ってきました。
不思議なもので墓参りをすると・・・・、安心感というか・・・・何故か心が落ち着きますね。
心が落ち着いたところでレコード紹介です。
今回もTAMEYAさんがいろいろと持ってきてくださいました。
まずは、「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき 2014」に出演するWINGERから・・・・。
● WINGER 1st 「WINGER 」
WINGER は、元アリス・クーパーバンドのキップ・ウィンガー(ヴォーカル、ベース)とポール・テイラー(キーボード)によって1987年に結成されました。
WINGERの説明の前にアリス・クーパーバンドを説明しないとね・・・・。
アリス・クーパーは1971年の「エイティーン」、1972年に発表した「スクールズ・アウト」が大ヒット。70年代は本当に大活躍しています。
そんなアリス・クーパーをオジー・オズボーン、エアロスミス、トーキング・ヘッズ、ガンズ・アンド・ローゼズ‥等、様々な時代の様々なロックスターが支持しています。
こんな大御所達がアリス・クーパーのファンなんだから、バックについていたバンドも相当な腕前じゃなければやって行けないよね。
WINGERは、実力派揃いの元アリス・クーパーバンドの二人が結成したのだから、実力の程は想像できますよね。
1988年8月10日にデビューアルバム「WINGER」をアトランティック・レコードからリリース。
キャリア豊富なメンバー達による新曲「マッドレイン」、「セヴンティーン」、「ハートブレイク」が次々にヒットし、200万枚以上のLPを売り上げ、ビルボード・アルバムチャートで21位となりUSAでプラチナムディスク、日本とカナダでゴールドディスクを獲得しています。
「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき 2014」でWINGER は、11月22日と23日にClub Cittaでコンサートを開催しますからね!!
● SHY 「BRAVE The STORM」
SHY(シャイ)は、80年代に活動したイギリスのメロディアスハードロックバンド。
「BRAVE The STORM」は、RCAレコードから1985年に発表された彼らの2枚目のアルバム。
とても良い曲を持ちながらも当時全くヒットしなかったが、90年代後半から見直されてきており
「BRAVE THE STORM/ブレイブ・ザ・ストーム」、「EXCESS ALL AREAS/イクセス・オール・エリアズ」 の2作品が、紙ジャケ仕様&デジタル・リマスター(JVC K2 24bit リマスタリング)でBMGジャパンより再発されています。
このSHYの音は、結構好きです!!
● MADISON 「Diamond Mistress」
MADISONは、スウェーデン出身の典型的な北欧様式美メタル・バンド。
「Diamond Mistress」は、1986年発表の1stアルバム。
発売当時はヨーロッパに続く注目株として紹介されていたようです。
このバンドで最も注目すべきことは、後にYngwieバンドで「Eclipse」「Fire & Ice」でLead Voに抜擢されたヨラン・エドマンが在籍していたことです。
結構、良いバンドですよ!!
TAMEYAさんが持ってきてくださいました北欧メタルはTNTに続いて2枚目なのですが・・・・、何というのかな~・・・、北欧独特のサウンドが結構癖になりそうです!!
80年代って、かなり面白いですね。
80年代のハード・ロック、ヘヴィ・メタルの作品探しを本腰入れてやってみますかね!
2014年
9月
13日
土
映画館に足を運んだ時の楽しみの一つに予告編がありますよね。
次にどのような映画がくるのか・・・・、タイトルはや内容・映像関係がどんなものか分かるし・・・・。
「ケープタウン」を見に行った時の予告編でフランキー・ヴァリ(Frankie Valli)の「君の瞳に恋してる」が流れたんでビックリ・・・。
その予告編の映画は、「Jersey Boys/ジャージー・ボーイズ」という。
監督は、あのクリント・イーストウッド。
60年代Beatles以前から大活躍しているアメリカン・トップ・グループのフォー・シーズンズをモデルに作成されミュージカルの映画化だそうです。
2014年6月20日に全米公開されたおり、日本では今月9月27日から公開されるそうです。
ミュージカル「Jersey Boys/ジャージー・ボーイズ」は、2005年にブロードウェイで開幕。
大好評を博し、現在も世界各国で上演されているようです。
2006年のトニー賞でミュージカル作品賞を含む4部門を受賞。
2009年には、ローレンス・オリヴィエ賞でミュージカル作品賞を受賞したそうです。
「君の瞳に恋してる/原題:Can't Take My Eyes Off You 」をご存じの方は多いですよね。
ボーイズ・タウン・ギャング等がカヴァーしているし・・・・今でも結婚式の定番曲となっている・・・・、あの有名な曲です。
そのオリジナルが、フォー・シーズンズのリード・ヴォーカルだったフランキー・ヴァリ(Frankie Valli)です。
ビルボードでは、1967年7月22日に最高位第2位を獲得。
1967年ビルボード誌の年間ランキングでは第12位となっています。
この曲は、いろいろなアーチストがカヴァーしているので、若い方達からもリクエストをいいただきます。
ボーイズ・タウン・ギャング、アンディ・ウィリアムス、フランク・シナトラ、ペット・ショップ・ボーイズ、シーナ・イーストン、シュープリームス、パーシー・フェイス、バリー・マニロウ、レターメン、ナンシー・ウィルソン、グロリア・ゲイナー、テンプテーションズ、エンゲルベルト・フンパーディンクetc。
日本のアーティストでは、椎名林檎、ZARD、MISIA、小比類巻かほる、少女隊、櫻井翔‥等。
多分カヴァー曲としては最大の数を誇るんではないかと思います。
凄いよね!!
オリジナルのミュージカルは、ジュークボックス・ミュージカルというんですって・・・。ジュークボックス・ミュージカル・・・・、古き良き60年代を感じさせる面白い表現だよね!!
フォーシーズンズの名曲の数々にのって、1960年代に活躍したロックンロール・グループのフォー・シーズンズの結成、成功、解散を四季(フォー・シーズンズ)ごとにドキュメンタリー・スタイルで展開していく内容とか・・・・。
60年代の曲が大好きな人間としては、このジュークボックス・ミュージカル、絶対に観に行かなくちゃ!!
因みにタイトルの「ジャージー・ボーイズ」は、フォー・シーズンズのメンバー達がニュージャージー州出身であることに由来しているんですって・・・・・。
使用されているフォー・シーズンズの名曲の数々(ビルボード・トップ10にランキングされた曲)
発売年度 |
曲目 |
ビルボード最高位 |
1962年 |
シェリー |
1位 |
1962年 |
恋のヤセがまん |
1位 |
1963年 |
恋のハリキリ・ボーイ |
1位 |
1964年 |
悲しきラグ・ドール |
1位 |
1975年: |
1963年12月(あのすばらしき夜) |
1位 |
1964年 |
悲しき朝焼け |
3位 |
1965年 |
Let's Hang On! |
3位 |
1975年 |
愛はまぼろし |
3位 |
1964年 |
ロニー |
6位 |
1966年 |
君のもとへ帰りたい |
9位 |
1966年 |
君はしっかり僕のもの |
9位 |
1967年 |
C'mon Marianne、 |
9位 |
1964年 |
Save It for Me |
10位 |
1966年 |
Tell It to the Rain |
10位 |
2014年
9月
09日
火
久々に考えさせられる映画・・・。
レイシスト(人種差別する人)の父を死後も受け入れられないアル中の薄汚れた白人刑事(オーランド・ブルーム)と子供の頃アパルトヘイト時代の人種差別を体験した黒人刑事(フォレスト・ウィテカー)が、南アフリカの大都会ケープタウンを舞台にアパルトヘイトとドラッグが絡んだ深い闇の世界をあぶり出す社会派サスペンス。
R15指定の映画なので、残酷な部分も結構ありかなり重め・・・。
この映画全編が南アフリカの現地で撮影されたそうで主人公二人以外のスタッフやキャストも現地の方々を使用。
場面にスラム街が多く出てきますが、その危険地域にカメラが入ったのは初めてだそうです。
アパルトヘイト消滅後の南アフリカの現状を垣間見ることもできる作品です。
この作品の原作は、フランス推理小説大賞ほか、7つの賞を受賞したキャリル・フェリーのクライム小説「ZULU」というそうです。
「ZULU」はアフリカの最大部族。
思い出すのが1964年制作のイギリス映画「ズール戦争」で、僕が好きな映画の1本。
イギリスの支配に抵抗したズール族の戦いを描いた映画なんですが、「ケープタウン」は現代の「ズール戦争」かもしれませんね・・・・・。