2014年
2月
26日
水
ソチ冬季五輪の影響が音楽業界にもでているようですね。
そう、フィギュアスケート男子に出場した羽生結弦がショートプログラムで使用した曲「パリの散歩道」。
羽生結弦が同曲にのって舞い金メダルを取ったことにより注目が集まったとか・・・・。
レコチョクデイリーランキング「着うた」洋楽部門で1位となり、レコード会社が急遽CDを再発することに決めたようです。
「2位じゃいけないんですか?」と、どこかの大臣が言ってましたが、オリンピックという大舞台でトップになったから注目されたんですよね・・・。
「パリの散歩道」の原題は「PARISIENNE WALKWAYS」。
GARY MOOREが1978年に発表した「BACK ON THE STREETS」に収録されています。
アルバムは、1979年2月3日付のUKアルバムチャートで70位。
シングルカットされた「パリの散歩道」は、UKシングルチャートで8位を記録しました。
GARY MOOREは、1968年に「SKID ROW(*)」に加入。
当時のメンバーはブレンダン "ブラッシュ" シールズ、ノエル・ブリッヂマン、フィル・ライノット、ムーア。
1974年にフィル・ライノットに誘われThin Lizzyに参加。
次にColosseumのドラマー、ジョン・ハイズマンとともにジャズ・ロック・バンドColosseumIIを結成し、1976年から1977年にかけて3枚のアルバムを発表。
その後もギタリストとして活躍しましたが、2011年2月6日、休暇先のスペインで心臓発作を起こし急逝。
享年59歳
(*)SKID ROW:80年代後半に"18 And Life"、"Youth Gone Wild"、"I Remember You "等のヒットさせたUSAハードロックバンドSKID ROWとは同名異バンド。
2014年
2月
24日
月
オリンピック、面白かったですね!
スポーツ観戦が大好きなので、お店が終わってからもしっかり観てしまいました。
そのお蔭でブログがストップしてしまい、1月・2月入手のレコード紹介もできず・・・。
本当にすみません。
オリンピックも終了しましたので・・・、また頑張ります!!
● 映画「Cocktail」サントラ盤
中学1年からBeach Boysが大好きでネ・・・・。
何とか「Cocktail」のサントラ盤を手に入れたいと長年探していました・・・・。
遂についに見つけましたぞ!!
オリンピックではないけど“頑張れば夢は叶う!!”。
それほど大袈裟なことじゃないけどネ・・・・。
映画「Cocktail」の主題歌となったBeach Boys の「Kokomo」。
この曲は、Beach Boysにとって1966年に発表された「グッド・ヴァイブレーション」以来、22年ぶりにBillboard Hot 100で1位を獲得。
「Kokomo」は、マイク・ラヴやと元ママス&パパスのジョン・フィリップス、シンガーソングライターのスコット・マッケンジー等が共作した楽曲なんですって・・・・。
映画「Cocktail」は、1988年のアメリカ映画。
主演トム・クルーズのスマイルと、フレアバーテンディングによるカクテル作りの派手なパフォーマンスでヒット。
作品自体の興行成績は各国で良好だったようですが・・・・、その年の最低作品を選ぶゴールデンラズベリー賞に作品賞と脚本賞で選ばれてしまいましたとか・・・。
映画は失敗でもBeach Boys の「Kokomo」は最高です!!
●北欧メタルTNT 「INTULTION」
僕が中学生時代、第1次エレキブームというのがあってね、アメリカのThe Ventures、The ASTRONAUTS、The Surfaris、英国のThe Shadowsを中心にエレキ・ギター・インストルメンタル・バンドがかなり活躍していました。
北欧系のインストルメンタル・バンドもかなりいたんです。
「さすらいのギター」が大ヒットしたフィンランドのザ・サウンズ。
「霧のカレルヤ」が大ヒットしたスウェーデンのザ・スプートニクス。
「ジャンゴ」が大ヒットしたデンマークのザ・クリフターズ。
「木枯らしの少女」の大ヒットを持つビョルンとベニー(ABBAの前身)‥等
その後は・・・、a-ha、ABBAと続くんですが・・・・、僕にとっての北欧はABBAどまりでした。
最近、TAMEYAさんから北欧メタルという言葉を教えていただき、レコードまで持ってきてくださいました。
それが、TNT(ティー・エヌ・ティー)。
TNTはノルウェーのヘヴィメタル・ハードロックバンド。
1980年代後半の北欧メタルムーブメントの隆盛を担ったバンドとのこと・・・。
2度の解散を経て現在も活動しているそうです。
写真は、1989年発表の4thアルバム「Intuition(インテュインション)。
関西から月1回ぐらい出張のたびに寄って下さるお客様が大好きとのことで・・・、このTNTのアルバムをリクエスト下さいます。
TAMEYAさん、ありがとうございます。
2014年
2月
08日
土
天気予報、当たりましたね。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」じゃ~なく、起床したら猛吹雪の雪国状態。
ベランダの鉢植えも綿帽子を被ったような・・・・、とても素敵(?)な感じ。
多摩川側はといえば・・・・、こりゃ~もう・・・、八甲田山の悲劇。
本当に凄い暴風雪。
こりゃ~、今日の外出は無理!!
誠に申し訳ございませんが、本日は臨時休業とさせていただきます。
外出される方、くれぐれも怪我の無いように注意しましょうね!!
ところで、夕食は何にするかな・・・・。
毎週日曜日に買い溜めするので、土曜日になると冷蔵庫は空っぽ。
この雪では、買い物にも行かれないしな~・・・。
ウ~ム、弱ったネ~。
残り物の野菜で鍋&うどんかな・・・。
では皆様、気を付けてくださいね!!
2014年
2月
02日
日
朝日新聞に「ピート・シーガー死去」の記事。
1/27に亡くなられ、94歳だったとか・・・・。
この記事には、本当にびっくりしました。
失礼な話なんですが・・・・、もう、はるか昔にお亡くなりになっているものだと思い込んでいたもので・・・・。
「ピート・シーガー」と言っても、今の若い方はほとんど知らないよね。
ピート・シーガーは、メッセージソングやプロテストソングの旗手、フォークの神様等と評されているボブ・ディラン以前のフォーク・シンガーなんです。
ディランは当然、ジョーン・バエズやピーター・ポール&マリー、ブルース・スプリングスティーンらに影響を与えたシンガーなんです。
第二次世界大戦前の1940年代から全国放送のラジオで活躍。
1950年代はじめにはウィーバーズ (The Weavers) の一員として活躍。
50年代初頭には、共産党員だった過去を問題視され「赤狩り」の対象になり、バンドは解散。米議会下院の委員会に召喚され、証言を拒否し、議会侮辱罪で禁錮刑の有罪判決を受けたこともあるんです。
1960年代にはプロテストソングのパイオニアとして公の場に再登場し、国際的な軍縮、公民権運動を積極的に推進。
その後も、環境保護などの政治運動をつづけており、近年は格差社会に抗議する「ウォール街を占拠せよ」運動のデモにも参加したとか・・・。
2009年1月には、オバマ米大統領の就任記念コンサートで歌ったそうです。
シンプルなサウンドで、虐げられた民衆の声を代弁し、横暴に振る舞う権威に立ち向かい続けたピート・シーガー。
米国の様々な社会問題に直面してきたが、それでも諦めることなく、弱者に寄り添い続けたピート・シーガー。
お疲れさまでした・・・・。
合掌!!
代表曲:「花はどこへ行った (Where Have All the Flowers Gone?)」、「天使のハンマー (If I Had a Hammer)」、「ターン・ターン・ターン (Turn! Turn! Turn!)」、「ウィ・シャル・オーバーカム (We Shall Overcome)」等多数。
●「花はどこへ行った (Where Have All the Flowers Gone?)」
ベトナム戦争に抗議するフォークソングとして超有名な曲。
ピート・シーガーは、1956年に発売。
その後、1961年にキングストン・トリオがカバーし、ビルボード誌シングル・チャートでの最高21位を記録。
1962年にピーター・ポール&マリーがカバーし、大ヒット。
日本では、このPPM版が一番有名。
同じく1962年にはマレーネ・ディートリッヒが英独仏の三か国語で録音したものもヒット。1965年にもジョニー・リヴァース (Johnny Rivers) がカバーしヒット。
●「天使のハンマー (If I Had a Hammer)」
1962年にピーター・ポール&マリーが、1963年にトリニ・ロペス (Trini Lopez) がカバー。両方ともヒットしましたが、特にトリニ・ロペス版は、ビルボード誌シングル・チャートで3位となる大ヒットを記録。
その他にもブラザース・フォアも有名。
●「ターン・ターン・ターン (Turn! Turn! Turn!)」
1964年にジュディ・コリンズ (Judy Collins) がカバーし、ヒット。
1965年にはThe Byrdsがカバーし、ビルボード誌シングル・チャートNo.1の大ヒットとなった。
●「勝利を我らに(We Shall Overcome)」
もともとは賛美歌だった「We Shall Overcome」をピートは60年代の公民権運動を象徴する歌として広めた。
日本では、ジョーン・バエズ版が有名です。