2012年
8月
26日
日
1967年の大ヒット曲「San Francisco/邦題:花のサンフランシスコ」のスコット・マッケンジーが18日亡くなりましたね。
享年73才。
当時、このシングル盤を持っていたんですが・・・、誰かに貸したまま消えてしまったレコードの1枚でもあります。
でも、オムニバス盤に入っているので、リクエストにはお応えできました!
後年に知ったんですが、スコット・マッケンジーは同曲の大ヒット(ビルボード4位)により、当時アメリカでのベトナム戦争反対などを唱える反体制文化~ヒッピー・フラワー・ムーブメントの象徴となってたんですね。
当時はそんな事全く知らなかったんですが、ismに関係なく同曲は日本でも大ヒット。
もともとこの曲は、「夢のカルフォルニア」や「マンデー・マンデー」等の名曲を持つママス・アンド・パパスのリーダーであるジョン・フィリップスが、モントレー・ポップ・フェスティバルのためのテーマ曲として作った作品で、たまた友人だったスコットが歌っただけの話。
スコットの作詞・作曲でないにもかかわらず、当時のフラワー・ムーブメントの象徴になってしまったことが彼の悲劇だったかもしれませんね。
その後、彼の名前は日本に伝わってこなかったので、“偉大なる一発屋”で終わった感がありますが、この「花のサンフランシスコ」は、アメリカン・フォーク・ロックの名曲の一つであり、史上に残る名曲でもあります。
現在60歳前後の人間には、青春の1ページを彩った忘れることができない素晴らしい曲であることは間違いありません。
改めて、合掌!!
2012年
8月
15日
水
本日8月15日は、終戦記念日ですね。
皆様は、どのように過ごされましたか?
小生は斎戒沐浴?!
普段なかなか墓参りに行けないので午前中に鎌倉材木座霊園にお参り。
帰途スーパーに寄り、“うなぎ”を購入。遅ればせながらの土用の丑。
どこが、斎戒沐浴なんだろう~~ネ!
夜は、毎年8月15日に開催される大田区六郷土手の花火大会を愉しみました。
昨年は、先の大震災で中止となっていましたので、2年ぶりの花火大会。
自宅のすぐ前に花火が上がるので迫力満点なんですが・・・・・・。
携帯のカメラではやっぱり上手く撮れませんね~!。
雰囲気だけでも感じてね!
ネッ、綺麗でしょ!!
川面に映った花火が、とても綺麗でしたよ!
下の写真は、最後を飾った大迫力の花火!
で、終戦記念日特番かな、TVで「私は貝になりたい」をやってますね。
このドラマの初演 フランキー堺版は、昭和33年、小生10歳の時。
何故か父親と二人だけで観ていたんですね。
当時10歳だから内容は理解できていなかったと思うけど、最後にフランキー境が「誰にも邪魔をされない深海の貝になりたい・・」と言いながら、絞首台に向かっていく姿・・・・・・。
今でも鮮明に脳裏に焼き付いています。
その後、学生時代に加藤哲太郎著「私は貝になりたい」を読んだ時は、考えさせられましたね。
それからというもの手当たり次第、戦争に関する本を読み漁りました。
野坂昭如「アメリカひじき/火垂るの墓」
五味川純平「人間の条件」
山田風太郎「戦中派不戦日記」
高見順「敗戦日記」
徳川夢声「夢声戦争日記」
伊藤整「太平洋戦争日記」
ヴィクトール・フランクル「夜と霧」・・・・等など。
※みんな面白い本なので、何を読んでいいか迷った時には参考にしてくださいね。
現在読んでいる船戸与一の「満州国演義』」も非常に面白いですよ。
4人の兄弟がそれぞれの立場・視点で満州国と日中戦争を見ていく物語。
張作霖爆殺事件のあった1928年の第1巻から始まり、1937年の南京大虐殺の第5巻までが刊行されているんですが、まだまだ続く感じでいつ終了するのか分からない物語なんです。
これも・・・・、最後まで読んでしまうんだろうな~・・・・?!
17日(金)から通常営業となりますので、宜しくお願いしますね!
2012年
8月
14日
火
友人のN君が「だだちゃ豆」を送ってくださいました。
こんな美味しい「だだちゃまめ」は、初めてかもしれません。
美味いです!
「だだちゃ豆」って基本的には「枝豆」なんだけどね、いつも食べている「枝豆」とは違って歯ごたえがあり、噛めば噛むほど甘みが出てくるんです。
もう、そんじょそこらの枝豆とは格が違うんですから。
同封の解説書によると、「だだちゃ豆」はね、山形県の庄内地方/現鶴岡市の限られた地域で江戸時代から農家が大切に守り生産されてきた枝豆の「在来種」で、サヤが茶毛で、くびれも深いため見た目は良くありませんが、他にない独特の甘みと風味が特徴のようです。
生産地や生産量が限られており市場への出回り量も少ないため「まぼろしの枝豆」とも言われているんですって!
今回初めて知ったんですが、「だだちゃ」というのは、庄内地方の方言で「おやじ」「お父さん」という意味だとか・・・。
その昔、城下町・鶴岡が庄内藩だった頃、殿様が大変な枝豆好きで、毎日枝豆を持ち寄らせては「今日はどこのだだちゃの枝豆か?」と聞いていた事から、「だだちゃ豆」と呼ばれるようになったといわれているそうですよ。
同じ枝豆でも上には上があるもんですね。
N君、ありがとう。
この「だだちゃ豆」本当に美味しいんで・・・・、もう後一袋しか残ってませ~ん!
2012年
8月
14日
火
船釣りは初めてという義兄と一緒に、このお盆休みを利用し14日(月)に釣りに行ってきました。
釣りものは、初心者でも釣れる「アジ」。
天気予報では「曇り」だったので安心してましたが、沖に出たら凄い晴れ。
しかも白波が立つほどの強風だったので、非常に釣りにくかったんですが、何とか夕飯のおかずになるぐらいの中・小アジと大サバをゲットしました。
しかし、東京湾の魚の生態系は変わってしまったね。
昔はよく釣れたカレイやアイナメが現在はほとんど釣れないし、江戸前のアナゴも羽田沖ではなく千葉方面だし・・・・。
アジも5年ぐらい前まで30㎝越えの大アジや金色黄に輝く黄金アジが釣果の3/2ぐらいいたのに、現在では大アジはたまにしか釣れない。
アジ釣りの外道がサバ。
外道の王様だったサバは焼いても煮ても美味しいし、僕はしめ鯖が大好きなので釣れたら必ず持って帰る嬉しい外道だったんです。
でも、現在では船宿には「LTトロサバ釣り」なんて看板が堂々と掲げられています。
アジ釣りの途中(アジがあまり釣れないので!)で、「美味しいトロサバ釣り」に変更しちゃうってことは、やっぱりアジがいなくなっているんだな~と感じているのは僕だけだろうか?
それにしても、日焼したな~、というか火傷のチョット前くらい。
日焼け止めクリーム塗りましたが、帰宅後シャワーを浴びようと裸になったら白いタンクトップを着ているような錯覚に・・・・。
入浴後、一年中冷蔵庫に入れてある「カーマイン・ローション」を探していたら、妻が「まだカーマイン・アピスある?」と言ったのにはビックリ!
中小のアジを丁寧に3枚におろし、ネギと大葉を刻んだ「我家特性アジのたたき」は美味しかったですよ!
今晩は、残りのサバの料理で「サバの味噌煮」と「しめ鯖」です。
2012年
8月
14日
火
オリンピックが終了してしまいましたね。
スポーツ観戦は大好きだけど、オリンピックに関しては開会式と閉会式は特に楽しみでした。
さすがイギリスですよね。
シェイクスピアとBeatlesに始まり、シェイクスピアとBeatlesで終わった感じがします。
特に閉会式は、圧巻!
凄いというか・・・、贅沢というか・・・、大英帝国の歴史と偉大さを感じさせる閉会式。
Liveと映像・・・、最高でしたね!
シェイクスピの「テンペスト」から始まり、超有名どころのアーチストが怒涛のごとく次から次へと出演。
もう、感動・感動で・・・、また涙が・・・!!
当店でもリクエストの多いKinks(写真)のRay Davies、男性の隠れファンが多いWham!のGeorge Michael、
Freddie Mercury の映像後には、オリンピック前にMayumiさんが「当確!!」と言っていたQueenのBrian May、Roger Taylorの出演
他のアーチストが「ピンボールの魔術師」を歌っていたし、
キース・ムーンへの招待状事件もあったので出演しないかと思っていたWHOのRoger Daltrey、Pete Townshendが登場。
「Who's Next」と「Tommy」からのナンバーを披露してくれたのには感動もんでした。
その他では、David Bowieの略歴風映像、Pink Floydの「Wish You Were Here」
John Lennonの「Imagine」・・・・・、感動しました。
TVを見ていて、やっぱり、60年代から80年代が中心だったのは、嬉しい限りです。
最後に次回2016年開催のリオデジャネイロオリンピック開催に向けサッカーの王様 ペレの登場したのは嬉しかったね。
ますます、サッカーが熱くなるね!!
2012年
8月
10日
金
また、涙してしまいました。
ご連絡先がわかりませんので、ブログからで申し訳ございません。
人間って、本当に涙が自然に溢れ出るもんですね。
人それぞれの状況により涙の意味合いが変わってくると思うけど、自分の気持ちを素直に言葉で言い表せない時、熱いものがこみ上げ目頭が熱くなり自然に涙が溢れてきます。
嬉しい時や人の優しさに触れた時、特にそうなりますよね。
ロンドン・オリンピックでも感動の場面がいっぱいあります。
でも今回の涙は、そんな大舞台ではなく日本のそれも川崎の小さなお店で、私達夫婦はお客様の優しさに触れ涙しました。
K.Matsuzawaさん、ありがとうございます。
遠いいのにお忙しい中、届けてくださったんですね。
本当にありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
「Tears Dropは、本当に良いお客様に支えられた幸せなお店」だと改めて痛感しました。
本当にありがとうございます。
まだまだ残暑の厳しい日が続きますが、お体大事にご自愛くださいね。
また、お会いできることを楽しみにしております。
皆様にも宜しくお伝えください。
2012年
8月
07日
火
もう、本当に暑いですね。
高温多湿に弱い私共・・・・、参ってますよ。
かてて加えて、ロンドンオリンピックで寝不足気味。
皆さんも熱中症にならないよう、本当に気を付けてくださいね!
7月も色々な方からレコードをいただきました。
ありがとうございます。
心から感謝です。
少しご紹介させていただきますが、詳細はリストをご参照くださいネ。
●FREDDIE MERCURY / Mr.Bad Guy
当店でも高い人気を誇るQUEEN。
そのフロントマンであり「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」で18位にランクされているFREDDIE MERCURY個人名義での唯一のソロアルバム。
日本でもノエビア化粧品のCMに使われ人気高い"I Was Born to Love You"が収録されています。
やっぱり、フレディは・・・・かっこいいね~!!
●DEEP PURPLE /DEEP PURPLE IN LONDON
第3期 DEEP PURPLE、1974年ロンドン・キルバート公演を収めた傑作ライブ盤。
メンバーは、Jon Lord、Ritchie Blackmore、Ian Paice、Glenn Hughes、David Coverdaleという最強メンバー。
オープニンのグMCと30分を超える名曲「スペース・トラッキン」を完全収録。
ライブ・ジャパンに匹敵する臨場感あふれるライブ盤ですよ!
●MARTY BALIN / Balin
MARTY BALINの名前を知っている?
80年代に活躍したStarshipはどう?
そう、1985年に「We Built This City / 邦題シスコはロック・シティ」とSara / 邦題:セーラ」でビルボードNo.1になったグループ。
このStarshipの原点は、1960年代後半のフラワー・ムーブメントの主役の一つでもあるJefferson Airplane(ジェファーソン・エアプレイン)。
Jefferson Airplaneをポール・カントナーと一緒に作り上げたのが、MARTY BALINなんです。
Jefferson Airplaneはその後、Jefferson StarshipとHOT TUNAに分かれ、Jefferson Starshipは前述のStarshipになります。
で、本日の「Balin」は、MARTY BALINが1981年に発表したソロアルバムで、「Heartsハート悲しく」が大ヒットしたアルバムです。
A面はAOR風、B面がJefferson Airplane風と変化を楽しめる1枚だと思います。
Jefferson Airplaneに関しては、また後日ご紹介しますね。
●PAL McCARTNEY / RAM
何人かのお客様から「ポールのラム無いの?入手してよ!」と言われておりましたが、やっと入手できました・・・・、ホッ!!
1971年に発表された「Ram」は、ポールとリンダの共作アルバムで、UKでNo.1、USAビルボードでNo.2を記録。
シングル・カットされた「アンクル・アルバート/ハルセイ提督」は、USAでNo.1となり、グラミー賞最優秀アレンジメント賞を獲得しています。
余談ですが、サザンオールスターズの桑田佳祐氏が「尊敬するのはレノンだが、無人島に1枚だけアルバムを持って行くとしたらポールのラムだね!」と、言ったとか・・・。
Tears Dropは、アナログレコードがある限り頑張りますからね。
2012年
8月
06日
月
もう、オリンピックには泣かされますね~。
年と共に涙もろくなってきているのは事実だけど、年に関係なくスポーツは泣けます。
「筋書きのないドラマ」、下駄を履くまで分からないのがスポーツ。
だからこそ感動が生まれるんだよね。
男子体操総合 内村の金、競泳400mメドレーリレーでの銅と銀・・・・・。
その表彰式前後で流れる「炎のランナー」の主題曲。
この曲は、良いね~。
何故か、涙を誘う素晴らしい曲。
もう、スポーツと音楽で泣かされっぱなしの毎日です。
「炎のランナー(写真)」は、1981年公開のイギリス映画。
その主題曲が流れるたびに、映画の素晴らしさや当時の事が思いだされ自然に涙なんです。
この映画、当時大ヒットしたので観ている方も多いと思います。
舞台は、1919年イギリス。
人種差別の激しい当時の時代背景の中で、宣教師の家庭に生まれ聖職者として伝道活動をしていたエリックと偏見に対し走ることによって栄光を勝ち取り真のイギリス人になろうとしたユダヤ人ランナーとの偏見を超えた感動的な友情秘話を描いた作品。
この映画は1982年の第54回アカデミー賞作品賞を受賞し、音楽もアカデミー賞オリジナル作曲賞を受賞。
サウンドトラックは、同年ビルボードアルバムチャートで4週連続1位を記録。
映画のオープニングである1曲目の「Chariots of Fire」はシングルカットされシングルチャートで1位を獲得しています。
当時、何故レコードを買わなかったんだろうか。
今、本当に悔しい思いをしています。
琴線に触れた音楽は、入手しといたほうがいいね。
このサントラ盤のアナログを何とか見つけたいと思っています。
だけど、後何回涙するんだろうか。
オリンピックが終了するまで、目が腫れぼったいかもね・・・。
2012年
8月
05日
日
妻の友達が、スイカを送ってくださいました。
スイカといってもただのスイカじゃない。
由緒正しいスイカの王様・・・・・・、夢にまで見た「でんすけスイカ」なんです。
*写真は、伝助スイカの箱と王様
小生、恥かしながら子供の頃からスイカが大好きなんです。
夏になると何故か食べたくなるんですネ。
スイカ・・・特に極上の甘さを持ったスイカは真夏にしか食べられません。
その甘いスイカを丸ごと1個、天辺に穴をあけ、大胆にちょっと下品に顔を突っ込み果汁を滴らせながら・・・・・・食べる。
最後に中身のないスイカをハロウインのカボチャよろしくお化けの顔を作るのが楽しみでして・・・・・、ハイ。
金沢文庫時代(小学生時代)、一度だけ父親が出張中に母と一緒にやった記憶が蘇りました。
当時は甘いものが少なかったせいもあり、スイカはどれも甘くて美味しかったよね。
それから数十年、毎夏スイカを食べるんですが、甘く美味しいのがなくってね。
7~8年ぐらい前に極上の甘みをもった「でんすけスイカ」の存在を知りましたが、お値段も極上!
いつかは食べたいなと思いながらも、半分諦めていたんですが・・・・、今回頂いちゃったんです。
モノの本によると「でんすけすいか」は、北海道当麻町にて生産・出荷(当麻農業協同組合:JA当麻)される地域ブランドのスイカで、果皮は暗緑色で縞模様がなく、果重は約6~8㎏で大玉サイズ。
果肉は、赤肉種で糖度はとても高く、初出荷ではご祝儀価格最高で1玉65万円がついたとか!!
もう、スイカの王様なんです。
・どうです、この重々しく黒々とした色艶は・・・、最高でしょう!!
ウ~ム!
甘い! 最高に甘い!!
これまで食べたスイカと全く違います。
生きてて良かった!!
送ってくださいました妻のお友達に感謝しつつ・・・、ガブリ!!